中公新書<br> カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩―お屋敷のすべて篇

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中公新書
カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩―お屋敷のすべて篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023469
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C1225

出版社内容情報

大名庭園から華族の邸宅、歴代総理の私邸まで、明治から平成にいたるお屋敷の変遷を辿る。華族のべ1500家の屋敷リストを完全収録

内容説明

大名屋敷をひきついだ華族たちの邸宅は、経済危機、震災や空襲によって、多くが消えていった。跡地の多くは学校や大使館、企業迎賓館、ホテル、高級住宅地やマンションへと変わった。だが、宏壮な豪邸の面影を残すものも現存する。本書は、華麗のお屋敷をはじめ、歴代総理の私邸、川辺に存在した邸宅、住宅開発の変遷までを徹底収録。巻末に明治二十年と大正五年の全国・全華族のお屋敷リスト(のべ一五〇〇家)も付す。

目次

1 華族住所録を読み解く―華族邸跡を歩く(華族の変遷;華族邸を歩く)
2 川の手別邸物語(遊園;別邸)
3 明治~平成、歴代総理のお屋敷事情
4 新興のお屋敷町を歩く(実業家の館;ブランドを売る;大衆の時代到来)

著者等紹介

竹内正浩[タケウチマサヒロ]
1963年、愛知県生まれ。文筆家。地図や近現代史研究をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんこい

14
江戸時代の大名や旗本屋敷もそうですが、明治になっても華族や政治家のお屋敷が2000坪なんてのがざらなのは驚きで、今となっては想像もできません。それに、引っ越しや売却もひんぱんで、特に関東大震災で転出が目につきますが、再建するより郊外に出る方が簡単だったのか?散歩しても面影をしのぶ事が難しそうです。2016/01/22

浅香山三郎

5
この東京歴史散歩シリーズは、面白いので、全部読んで来てゐる。著者の綿密な場所の来歴追跡には、何時も脱帽させられる。近世都市江戸から近代の首都東京へ、同じお屋敷町も、ずつと大名の末裔である華族が維持し続けたのではなく、華族になる範囲の変化や世相に伴ひ、持ち主が変転していく。東京の拡大に従ひ、お屋敷をだんだん郊外に移転させるといふ、ステータスのあり方も面白い。2016/06/28

Hiroki Nishizumi

2
お屋敷の歴史がお江戸から平成まで綴られる。庶民には縁がない話が多いが、興味深くもあった。2016/12/11

Ted

1
'15年10月刊。△2017/02/19

あきこ

1
歴史、地図、お屋敷と言えば私の大好きなものばかり。東京都の現代地図に照らし合わせて読んだ。自分なりに変遷を確認するのだ。巻頭に古地図が添えられているが、もっと大きくて細かい地図にしてくれたら・・・などど要求したくなってしまった。歴代総理大臣の家、というのも興味深く食いついて読んでしまった。 楽しい本である。2015/11/22

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