中公新書<br> チェ・ゲバラ―旅、キューバ革命、ボリビア

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チェ・ゲバラ―旅、キューバ革命、ボリビア

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  • サイズ 新書判/ページ数 306p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023308
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1223

出版社内容情報

今も信奉者を集めるチェ・ゲバラ。革命に目覚めた南米旅行、キューバでの奮闘、そしてボリビアに死すまで。生涯をたどり実像に迫る。

内容説明

1928年、アルゼンチンに生まれた革命家チェ・ゲバラ。医学生時代にラテンアメリカを旅し、貧富の格差や米国支配の問題に目覚める。カストロ兄弟と共にゲリラ戦で活躍し、59年のキューバ革命政権樹立に貢献。要職を歴任するものの、思いは全ラテンアメリカでの革命推進にあった。再び戦地に赴くチェ。だが前哨戦のコンゴ、続くボリビアで過酷な現実に直面し…。彼の遺した膨大な文章と関係者への取材から実像に迫る。

目次

第1章 目覚めへの旅
第2章 運命の出会い
第3章 キューバ革命戦争
第4章 革命政権の試行錯誤
第5章 ヒロン浜の勝利
第6章 ミサイル危機と経済停滞
第7章 「出キューバ」へ
第8章 コンゴ遠征
第9章 ボリビア

著者等紹介

伊高浩昭[イダカヒロアキ]
1943年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部新聞学科卒業。ジャーナリスト。元共同通信編集委員。1967年からラテンアメリカ(ラ米)全域をはじめ、世界百数十ヶ国・地域を取材。2005~14年、立教大学ラテンアメリカ研究所「現代ラ米情勢」担当講師。14年より同研究所学外所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shintaro

58
坂本龍馬のように愛されるチェ・ゲバラ。チェのことを知らなければ、人生これ以上一歩も進めないと思って本書を手に取った。ラテンアメリカのこと知らなさすぎである。わかったことは、キューバ革命は独裁バティスタ政権を倒すためだったこと。キューバをソ連側に追いやったのは、CIAのキューバ侵攻作戦にサインしたケネディ・アメリカ大統領だったこと。そして池上さんも分からなかった、当時なぜ、世界中の若者が怒っていたか。NHK『新・映像の世紀』でも明らかだろう。アメリカがベトナムで何をしていたかを世界中が知ったからである。2016/02/27

Kazehikanai

23
チェ・ゲバラの破天荒で、壮絶な生涯。彼の行動からその人生をたどっていて、ゲバラを知らない人にはわかりやすい。とくにキューバ革命とボリビアでの最期は歴史小説のよう。その生涯は劇的さが万人に受け、偶像化されているように思えるが、その思想だけを取り出すと、だいぶ違って見えてくる。いずれにしても、この人がラテンアメリカに与え残した影響は大きい。それが良かったかどうかはわからない。ゲバラをざっと知るには良書。2015/12/06

skunk_c

16
ベテランジャーナリストによる評伝。枝葉を落としたようなすっきりした文章で、この20世紀希有の革命家の短い生涯をコンパクトにまとめている。若い頃の旅から革命に目覚め、キューバでの活躍があり重職についても、心の中に「異邦人」としての意識を持ちついには死地ボリビアへ向かう人生は、潔さと壮絶さが同居しているよう。学びと詩を愛する知識人でありながら、過去の自分の立てた教訓に学ぶことなく倒れる。最後の逃避行、日本の連合赤軍事件を思い出した。彼らもおそらくゲバラに学んだのだろうが、その失敗までは学べなかったのだろうか。2015/08/15

よしひろ

11
アメリカにとって自国周辺に思い通りにいかない国が存在することは危機感を覚えたに違いない。キューバにおけるCIAの共産政権転覆に対するゲバラ・カストロによる争いは、最終的に国交断絶、キューバ危機へと至る。彫りの深い顔をしたゲバラのあくなき闘争は、歴史の中でも存在感を放っている。2016/03/28

makimakimasa

10
浪人時代に写真集を買ってから好きで、バイク旅行記やボリビア日記も読んだ事あるが、通史を読むのは初。2回目のラ米旅行で経験した1954年グアテマラ政変(CIAの支援で左派政権崩壊)と、その後のメキシコでのフィデルとの出会いが革命家を志す契機となる。キューバ革命政権は当初否定していた共産主義に傾斜し、農地改革で米帝国主義と対決してソ連に接近するが、米ソは平和共存路線を取り、チェは従属を強いるソ連にも反発、それは1965年のアルジェ演説で決定的となり、祖国アルゼンチンを見据えたラ米革命を夢見てゲリラに復帰する。2023/10/08

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