中公新書<br> カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩―地形篇

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中公新書
カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩―地形篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121022271
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C1225

出版社内容情報

海に突き出た古墳、谷底の渋谷駅、消えた日暮里の坂…山と谷に彩られた東京の地形を紹介。巻末に170以上の「都心の山」リストを収録

内容説明

東京の街は、意外と複雑な地形の上にできている。海に突き出した前方後円墳、谷底の渋谷駅、人工的に作られた御茶ノ水の渓谷、川を埋めて生まれた戸越銀座、消えた日暮里の坂など、山と坂、濠と川に彩られた東京の姿を古地図で紹介。さらに、「城南五山」をはじめ、麻布や高輪、本郷や目白など、あちこちの山の上に存在した華族や富豪の邸宅の移り変わりを解説する。一八〇以上の「都心の「山」のお屋敷」リストを収載。

目次

第1部 東京の不思議な地形を歩く(皇居の山と谷、都心の聖と俗;水と崖が生みだした町;渋谷は地形の見本市;水にも尾根筋と谷筋がある;鉄道地形論序説;不思議な窪地と消えた坂;川を埋めて造成した商店街)
第2部 東京お屋敷山物語(元老・元勲の山;宮さまの山;華族の山;富豪の山)

著者等紹介

竹内正浩[タケウチマサヒロ]
1963年、愛知県生まれ。1985年、北海道大学卒業。JTBで20年近く旅行雑誌『旅』などの編集に携わり、各地を取材。退社後、地図や近代史研究をライフワークとするフリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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saga

29
第一部は興味深く読み進められた。江戸城外濠の「赤坂のドンドン」を不思議に思っていたが、半蔵濠と日比谷濠の標高差が15mと解説されて疑問が解けた。第二部のお屋敷と山の話は正直なところ完全には理解できなかった。幕藩体制から明治になり、旗本・大名屋敷は維新の功労者達が占拠していった。その入れ替りが激しく、そこにデベロッパーの走りの堤康次郎などがそれらの土地を入手・分譲したりとややこしい。また、もし戦争がなかったら都心に広大が大名庭園が残っていたかも……と思うと残念な気もする。2013/11/24

林 一歩

17
このシリーズは買いです。面白い!2014/05/26

たくのみ

12
まさに、読む『ブラタモリ』。全ページカラーで、古地図と現在の地形、そして、場所の位置関係や風景がきれいにレイアウトされている。山の端、坂へのこだわり。これは深い。 大正、昭和と没落してゆく華族たち。その遺産である広大な屋敷を買いあさる、西武の元を作る堤康次郎の名前が頻繁に登場。大名屋敷の敷地を分け与えた、とみるか、国家的の財産の切り売りとみるか、なんとも不思議な人物だ。武家屋敷ばかりの江戸と、人口急増の明治の間にあった、街並みの大転換が興味深い。2014/06/19

さつき

11
東京の街の地形を見て江戸時代の姿や華族の邸宅跡などを紹介しています。私が印象に残ったのは、江戸時代の五街道の話し。江戸周辺では東海道、日光道中は低地を通り、中山道、甲州道中は尾根筋を通っていたらしいです。筆者は江戸で攻防戦になった場合、西国や奥羽から敵が攻めてくるのは東海道や日光道中であり、守る側からすると街道が低地を通っていると攻撃しやすいからだと言っています。そのために、もともとは尾根筋を通っていた東海道は海岸沿いにルート変更されたそうです。すごい深慮遠謀で驚きました。2015/11/19

くらひで

8
第一部では、東京の山と谷とが織り成す複雑な地形をテーマに、皇居、麻布、渋谷などの地域や街道・水源・鉄道・街区などを取り上げる。続いて、第二部では、明治以降、元老・元勲、宮家、華族、豪商の人たちの邸宅の遷移について取り上げる。 至る所の地名に藩主屋敷の名字が冠され、庶民からも親しみを持って語り継がれてきたのであろう。また、微妙な高低差を活用しながら高度な土地利用を行ってきたことに、測量技術の高さに感心する。しかし、第二部は文章と地図とがリンクしていないため、読みにくいことこの上ない。2016/10/11

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