中公新書<br> 神道とは何か―神と仏の日本史

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神道とは何か―神と仏の日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 306p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121021588
  • NDC分類 170
  • Cコード C1214

内容説明

日本“固有”の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたのか―。明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は一〇〇〇年以上にわたる神仏習合の時代だった。両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる神道の形成過程を丹念にたどっていく。近代における再編以前の神をめぐるさまざまな信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿。

目次

序章 「神道」の近代
第1章 神と仏(日本の神;神と仏との出会い;神仏習合の発生;本地垂迹説の形成)
第2章 中世神道の展開(中世神道説の濫觴;中世神道説の形成と展開;鎌倉仏教と中世神道;神観念の中世的変容)
第3章 新しき神々(人神振興と御霊信仰;人神信仰の展開;渡来神と習合神;女神信仰の展開)
第4章 国土観と神話(国土観の変遷;中世神話と中世日本紀;中世神話の諸相)
第5章 近世神道へ(吉田神道;天道思想とキリスト教;近世神道の諸相;国学への道)
終章 「神道」の成立

著者等紹介

伊藤聡[イトウサトシ]
1961年岐阜県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(東洋哲学)。博士(文学)。國學院大學日本文化研究所兼任講師、早稲田大学非常勤講師などを経て、茨城大学人文学部教授。専門は日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

40
通史の復習にもなり、参考文献としても興味深く読めた。日本の歴史がいかに信仰と共にあり、特異な変化を遂げてきたか。知れば知るほど不思議。2015/05/21

Tomoichi

32
仏教についても全然理解できていないが、それ以上に理解できていないのが神道。一体私達は神道の何を知っているのだろう?神道が仏教との関係性に於いて成立していく過程を詳しく解説してくれる本書だが、仏教についても理解していないとついて行けない。まだまだ学ばないといけないことがたくさんあると、考えさせられた一冊でした。2018/12/10

ケディーボーイ

21
古代から中世そして近世までの神道の通史 神仏習合の形成や中世仏教と神祇信仰との関係など、仏教と神道の関係性はどうなっているのかという自分の疑問の答えが書かれていた気がする 終章に書かれた著者の言葉も印象的。 「現代の神道の信仰の姿が、一見素朴に見えたとしても、それは古代のプリミティブな自然崇拝の残存ではない。それは、中世・近世・近代における神道の形成・展開過程において、再解釈・再布置された結果として装われた「古代」なのである。 なぜなら、仮構された〈固有〉性への志向こそが、神道の基本的性格なのだから。」 2021/03/28

テツ

19
八百万の神が御座すこの国だけれど天地開闢以来常に同じように存在しているわけではない。時代と共に神々も移り変わる。他宗教を受け入れ、人の身から神へと成った存在を受け入れ、為政者の意思を受け入れ、それでも今なお日本という国のそこかしこに彼らの姿を目にする。信仰をシステム化するのは古今東西の為政者が大抵行うよなあ。人を支配するためには同じ人が上に立つのではなく、姿の見えない超越者に任せた方が上手くいくんだろうな。面白かったです。落ち着いてゆっくり再読したい。2020/07/22

ひよピパパ

18
仏教との接触、御霊信仰、「神国」の概念、吉田神道の形成など様々な側面にスポットをあてて、多くの文献をひきながら「神道」を全面的に網羅的にとらえようとした好著。特に、その思想を考えた場合、如何に仏教との接触の影響が大きかったかがわかった。ただ全般的に内容がなかなか専門的で難しい。各章ごとにテーマが独立しているので、章ごとに精読するのがよさそう。2017/03/24

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