内容説明
国会議員の仕事とはどのようなものだろうか。言うまでもなく、国会議員は私たち有権者が選挙で投票することによって存在している。では、私たちは彼らに何を期待し、何を託しているのだろうか。そこに齟齬はないか。本書は二人の現役国会議員が、その来歴と行動を具体的に記すことにより、政治家の仕事とは何か、そして、混迷する現代日本を変えていくために何が必要かを明らかにする試みである。
目次
1 国会議員になるまで(林芳正~1995;津村啓介~2003)
2 国会議員の仕事と生活(林芳正1995~2006;津村啓介2003~2006)
3 小泉政権から政権交代へ(林芳正2006~2009;津村啓介2006~2009)
4 政権交代後の一年(林芳正2009~;津村啓介2009~)
著者等紹介
林芳正[ハヤシヨシマサ]
1961(昭和36)年、山口県出身。84年、東京大学法学部卒業、三井物産入社。89年退社後、ハーバード大学ケネディ行政大学院を経て、92年、大蔵大臣政務秘書官となる。95年、参議院議員に初当選。99年、大蔵政務次官、06年、剰閣府副大臣、08年、防衛大臣、09年、内閣府特命担当大臣を務める。現在、自民党政調会長代理
津村啓介[ツムラケイスケ]
1971(昭和46)年、岡山県出身。94年、東京大学法学部卒業、日本銀行入行。2001年、オックスフォード大学経営学修士。02年、退職。03年、衆議院議員に初当選。07年、世界経済フォーラムYoung Grobal Leader。09年9月、内閣府大臣政務官となる。現在、民主党統括副幹事長(与謝野馨経済財政担当大臣補佐役)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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