中公新書<br> 感染症の中国史―公衆衛生と東アジア

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感染症の中国史―公衆衛生と東アジア

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121020345
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C1222

出版社内容情報

ペスト、コレラなどの猛威の実態と帝国日本をモデルに対応を試みる「東亜病夫」中国の苦悩。

内容説明

一九世紀末、列強に領土を蚕食されるなか、中国では劣悪な栄養・衛生状態、海外との交流拡大によって、感染症が猛威を振るう。雲南の地方病であったペストは、香港や満洲に拡大し、世界中に広がることになる。中国は公衆衛生の確立を迫られ、モデルを帝国日本に求める。本書は、ペスト、コレラ、マラリアなどの感染症被害の実態、その対応に追われる「東亜病夫」と称された中国の苦悩とその克服に挑む姿を描く。

目次

第1章 ペストの衝撃(ペストのグローバル化―雲南・香港から世界へ;感染症の政治化―列強の思惑と国際ペスト会議)
第2章 近代中国と帝国日本モデル(公衆衛生の日本モデル―植民地台湾と租借地関東州;中華民国と「公衆衛生」)
第3章 コレラ・マラリア・日本住血吸虫病(コレラ―一九世紀の感染症;台湾のマラリア―開発原病)
終章 中国社会と感染症

著者等紹介

飯島渉[イイジマワタル]
1960(昭和35)年埼玉県生まれ。88年東京学芸大学大学院修士課程修了。92年東京大学大学院博士課程単位取得退学、同年より大阪市立大学文学部助手。93年より横浜国立大学経済学部助教授、教授。2000年文学博士(東京大学)。2004年より青山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

18
雲南省から阿片と共に広まったペスト。イギリスのインド支配から世界的な交通網の発達と共にもたらされたコレラ。紀元前馬王堆のミイラからも卵が見つかる日本住血吸虫。台湾出兵、日清戦争、太平洋戦争と戦争のたび大発生するマラリア。人の往来が激しくなると、一地域に留まっていた風土病が抗体をもたない人にも広まり大発生することを繰り返す。2020/06/21

さとうしん

17
台湾や関東州での日本の植民地行政と公衆衛生との関係、中華民国が日本をモデルとして公衆衛生の制度化を進めたことを議論する。植民地での感染症対策は「善政」とされることが多いが、植民地統治のもとでの開発政策により、赤痢・ジフテリア・結核などは増加傾向にあったとも言う。「東亜病夫」「日本住血吸虫病」のネーミングの由来といったトピックも読みどころ。「感染症は克服されるどころか、むしろ顕在化しつつある」という著者の見通しは、初版から10年以上経って再確認されることとなったが… 2020/04/07

電波時計

13
本書は19世紀から20世紀にかけての中国・東アジアでの感染症の流行について検討し、それらが社会に与えた影響を考察している。具体的には感染症対策に奔走する各国の奮闘ぶりが長々と書かれているが、それよりもまずは、感染症の流行が各国の政治的対立を生み出したり、人種的な偏見や差別が存在したことに目を向けることのほうが大事だと感じた。そして現在の混乱ぶりも見ると、感染症の流行は単なる医学的な問題だけとみなすことはできないと感じた。2020/04/24

fseigojp

12
日本の特殊性でいえばペストが流行しなかったこと インドからコレラがパンデミックとなったことなど 勉強になった2020/10/31

ザビ

10
たまたま書店でみつけたペストやコレラの感染症史実書。「芝居小屋、浴場、飲食店等を営業停止に」「飛沫感染する肺ペスト、最も危険な場所となったのは患者収容された病院」「感染者家族への差別」「噂(デマ)の横行」など、昔と今とが妙に重なってみえてくる。非常事態下での感染抑止は行政のリーダーシップと強制力が極めて重要、と再認識できた。ちなみに「近代的な水道の整備はコレラ対策が始まり」だそうだ。コロナ対策で新たに整備されるものは何に?やっぱりテレワーク(働き方)か、それともベーシックインカムの先駆けになるか。2020/04/21

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