出版社内容情報
コラーゲンはどうつくられ、どう働いているのか。美と健康だけでなく、人工皮革から皮膚移植まで、高分子化学の可能性が広がる。
内容説明
細胞と細胞の橋渡しを担うコラーゲンは、骨格や筋肉をつくり、からだを支える重要なタンパク質である。また、皮膚の弾力を保つ働きは、健康と美を測る大きな指標ともなっている。コラーゲンはどのようにつくられ、どう働くのか?コラーゲン繊維の向きと並び方を明らかにした著者が、からだの仕組み、タンパク質の働きの視点からこれらの疑問に答える。さらに、合成高分子の機能、新しい皮膚移植法の提案など、新展開も紹介。
目次
第1章 コラーゲンと人体(コラーゲンとの出会い;コラーゲンとは何か;コラーゲンは本当に身体に良いのか;コラーゲンの構造はどうなっているのか)
第2章 タンパク質の役割(生体組織に含まれる高分子;タンパク質とは;タンパク質からアミノ酸へ)
第3章 動物とヒトにおけるコラーゲン(コラーゲンの並び方;牛革におけるコラーゲン;コブラ革におけるコラーゲン;ベニヤ板構造をしたエイのい皮膚;ヒトの器官におけるコラーゲン;運動に適した骨における配向;肺における配向で分かること)
第4章 美しさを保つ(化粧と衣服;紫外線の働き;クモは紫外線を上手に使う;皮膚移植法の提案;若さと美しさとコラーゲン)
第5章 分子や繊維の並びはどうして分かるのか(紙シート、不織布、フィルムにおける配向性;紆余曲折の研究へのステップ)
著者等紹介
大崎茂芳[オオサキシゲヨシ]
1946年(昭和21年)、兵庫県に生まれる。69年、大阪大学理学部高分子学科卒業。同大学院理学研究科博士課程修了後、神崎製紙(現王子製紙)、マイカル商品研究所長、島根大学教授を経て、奈良県立医科大学教授。理学博士、農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐島楓
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