中公新書<br> ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王”

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中公新書
ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王”

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121019165
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C1222

出版社内容情報

「沈まない帝国」と呼ばれたイギリスに、64年間にわたり君臨し、時の政権と対立しながらも、自らの意志を通し続けた女王の素顔とは

内容説明

植民地を世界各地に築き、「太陽の沈まない帝国」と呼ばれた19世紀イギリス。18歳で即位し、この繁栄期に64年間王位にあったのがヴィクトリアである。後に「君臨すれども統治せず」の確立期と言われ、女王の役割は小さいとされたが、実態は違う。自らの四男五女で欧州各王室と血縁を深めた女王は、独自外交を繰り広げ、しばしば時の政権と対立した。本書は、全盛期の大英帝国で、意思を持って戦い続けた女王の実像を描く。

目次

第1章 「暗黒の時代」の女王即位
第2章 戦う女王への変貌
第3章 アルバートの死と王室の危機
第4章 女王から「女帝」へ
第5章 二大政党の確執と女王の憂鬱
第6章 大英帝国の女王として

著者等紹介

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967(昭和42)年東京都生まれ。90年立教大学文学部史学科卒業。93~94年英国オクスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。97年上智大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。98年より立教大学、東京女子大学、中央大学非常勤講師、東京大学客員助教授などを経て、2001年より、神奈川県立外語短期大学助教授。2007年より同教授。専攻、イギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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本木英朗

25
植民地を世界各地に築き、「太陽の沈まない帝国」と呼ばれた19世紀イギリス。18歳で即位し、この繁栄期に64年間王位にあったのが、ヴィクトリアである……というこの作品、俺は何回か読んでいたが、今回改めて読んでみた。さすがはヴィクトリア女王、そして君塚直隆である。「全盛期の大英帝国で、意志を持って戦い続けた女王の実像を描く」ってところが本当に凄かったよねえ。またいつか読もうと思う。2022/01/17

まーくん

20
NHK日曜夜の海外ドラマ「女王ヴィクトリア」に触発されて、確か10年前くらいに読んでたと再読。大英帝国最盛期を創り出した女王。君主と政府・議会が時々にせめぎあい、妥協しあいながら実績・前例を積み重ね築いてきた両者の関係。そのルールは法として書き上げられたものではない。明治政府はその”結果”をあるべき姿として取り入れようとしたのでしょうか?年月を経て日英両国の王室(皇室)と政府・国民との関係は案外似ているような・・。2017/08/04

マサキ@灯れ松明の火

20
ヴィクトリア女王…まさに「戦う女王」。女王様…若かりしころの「アヘン戦争」に勝って…無邪気に喜ぶ( ̄▽ ̄;)あぁ…「戦争」の悲惨さがお分かりになっていない(汗)イギリスを大英帝国に導きしは、すごいです。そこは、素直に称賛です。研究に関係ありませんが…ロンドン万博での女王ご夫妻をご覧になられた女流作家の一言…ウケました(笑)笑いました(爆笑)女流作家さん…厳し過ぎ(爆笑)では、次いきます(笑)2013/02/19

日の光と暁の藍

16
【戦う女王の姿】再読。即位直後は、信頼するメルバーン首相とその閣僚たちに内政と外交を任せていた女王。パーマストンは女王に諮らず勝手に外交を進めていた。後のインド大反乱の鎮圧に、慎重な姿勢を見せていたパーマストン首相。彼に対し、その弱腰を叱る女王。いつの間にか逆転している二人の立場が面白い。夫君アルバートの死後、バルモラル城に引きこもる女王には哀傷を感じた。ビスマルクとの対決、ロシアとの覇権争い=グレート・ゲームは読み応えがあった。女王が戦っていたのは全て、大英帝国の大国としての地位を死守するためだった。2015/02/01

hit4papa

16
全111冊に及ぶヴィクトリア女王の日記を読み込んでものした労作です。「太陽の沈まない国」として隆盛を極めた大英帝国において、女王の戦いとは何だったのでしょうか。無味乾燥な教科書より、断然面白いですよ!

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