中公新書
「失われた十年」は乗り越えられたか―日本的経営の再検証

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  • サイズ 新書判/ページ数 293p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121018427
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1233

出版社内容情報

日本的経済システムがグローバル化への適応に呻吟したこの十年、自動車産業、家電・電子産業、流通業はどう対応したのか。

内容説明

一九九〇年代前半、バブル経済の破綻から始まった不況の十年。賞賛されていた日本的経済システムは、急速に進む政治と経済のグローバル化に適応できないことが明らかになった。激変する経営環境に企業はどう対応したのか。その後の明暗を分けたものは何か。不況を乗り切った自動車産業、自ら不況を招いた家電・電子産業、曲がり角を迎えた流通産業の戦略を詳細に分析する。新時代に向けた企業戦略の創造的再構築は可能か。

目次

序章 「失われた十年」とは何であったか
第1章 激変する経営環境
第2章 迷走した企業経営
第3章 「失われた十年」を乗り切った自動車産業
第4章 自ら不況を招いた家電・電子産業
第5章 大きな曲がり角に来た流通産業
第6章 アジア新時代に活路を求める日本企業
終章 「失われた十年」の教訓と日本企業の今後

著者等紹介

下川浩一[シモカワコウイチ]
1930年(昭和5年)、東京に生まれる。1957年、九州大学経済学部卒業。62年、九州大学大学院経済学研究科博士課程修了。富山大学助教授、法政大学経営学部教授、東海学園大学経営学部教授などを経て、同特任教授、法政大学名誉教授。専攻、経営学、経営史、マーケティング論、自動車産業論。経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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