中公新書<br> いい学校の選び方―子どものニーズにどう応えるか

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中公新書
いい学校の選び方―子どものニーズにどう応えるか

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121017604
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C1237

内容説明

これまでの義務教育は、多くの場合、定められた学校に送り込まれた生徒に教壇から教師の声が降り注ぐ、というのが普通であった。しかし、少子化が進み、教育メソッドの進化も著しい現在では、学校ごとに生徒のニーズにあった学びの場が工夫されてきている。どんな施設が必要か、校長の仕事とは何か、生徒に何をさせているかなど、学校選びの場面で何を基準に教えればよいのかを明示する。判断用チャート多数収載。

目次

1 いい学校とは?(二一世紀の学校と教育;子どものニーズを明らかにする)
2 いい学校の選び方(学校を評価する;学校訪問時のチェックリストと質問項目;選択にあたって)
3 いい学校のつくり方(子どもの学びをサポートするために教師にできること;子どもの学校での学びをサポートするために親ができること;評価;教師と親の継続的な学びをつくり出す)

著者等紹介

吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
1976年、マサチューセッツ工科大学都市計画学部卒業。1979年、カリフォルニア大学大学院修士課程(都市・地域計画)修了。1970年代後半~80年代後半にかけては、自治体や企業を対象にしたコンサルティング活動に携わるかたわら、NGOの普及・啓発に尽力する。1989年、国際理解教育センターを設立。現在、ラーンズケイプ代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

18
「いい学校」とは何か。子ども、親、教師の視点から検証する。チェックリストの充実振りが、「いい学校」を選ぶのが困難な実状をうかがわせる。カリキュラム作成能力がない先生がほとんど、という問題に、教員養成システムの限界を感じる。親御さんはもちろん、教員を目指す学生さんにもお読みいただき、考えていただきたい本。2013/08/16

motoryou

1
始業式を明日に控えた今日、再読完了。どういう学校だとすてきか、というイメージの共有を、学校にかかわる全ての人としたい。できていそうで できていない部分じゃないかな。一番大事なことだけど。親との協力体制作りのアイデアがとても役立った。2012/01/04

Largo de Irivitalli

0
多様性、競争、評価を通して、志と心、行動力、知力の3つの力をつけよ これは経団連の提言書の中身。 学ぶことを最優先にしている学校。報告や伝達の会議は止める。 かかわる者が一体感をもつ学校。 地域や家庭の協力を得る。学校だけで完結しない。 2015/12/30

BIDDULPH

0
保育園から大学までの学校評価を見て、保育園の自己点検が一番内容のあるものだったという記述は、やはりそうだったのかという情けない気持ちで読ませてもらった。2011/07/09

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