出版社内容情報
バブルの崩壊とともに日本の終身雇用神話も終焉を告げた。雇用リストラは経営危機に陥った企業に限らず、広く実行に移され、希望退職の募集が、マスコミを連日賑わせている。これら雇用リストラがどう計画・実行されているのか、また関係社員はどう受け止めているのだろうか。雇用リストラの社会ルールとはどうあるべきであろうか。本書は、雇用リストラの実情と問題を分析するとともに、新たなルール作りを提唱する。
内容説明
バブルの崩壊とともに日本の終身雇用神話も終焉を告げた。雇用リストラは経営危機に陥った企業に限らず、広く実行に移され、希望退職の募集が、マスコミを連日賑わせている。これら雇用リストラはどう計画・実行されているのか、また関係社員はどう受け止めているのだろうか。雇用リストラの社会ルールとはどうあるべきなのだろうか。本書は、雇用リストラの実情と問題を分析するとともに、新たなルール作りを提唱する。
目次
第1章 「雇用は守る」は約束たりうるか
第2章 アメリカの解雇自由神話
第3章 雇用にかかわるリストラ策には何があるか
第4章 給与関係のリストラ策には何があるか
第5章 雇用リストラ手段としての希望退職募集
第6章 経営者と労働組合
第7章 整理解雇の要件
第8章 新たなバランスを求めて
著者等紹介
桜井稔[サクライミノル]
1944年、群馬県生まれ。67年、労働基準監督官として労働省に採用され、同省労働基準局監督課等勤務ののち退職。現在、人事管理コンサルティング企業RKC代表。著書に『退職・解雇の理論と実際』(中央経済社)他
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