中公新書
雇用リストラ―新たなルールづくりのために

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121015815
  • NDC分類 366.3
  • Cコード C1234

出版社内容情報

バブルの崩壊とともに日本の終身雇用神話も終焉を告げた。雇用リストラは経営危機に陥った企業に限らず、広く実行に移され、希望退職の募集が、マスコミを連日賑わせている。これら雇用リストラがどう計画・実行されているのか、また関係社員はどう受け止めているのだろうか。雇用リストラの社会ルールとはどうあるべきであろうか。本書は、雇用リストラの実情と問題を分析するとともに、新たなルール作りを提唱する。

内容説明

バブルの崩壊とともに日本の終身雇用神話も終焉を告げた。雇用リストラは経営危機に陥った企業に限らず、広く実行に移され、希望退職の募集が、マスコミを連日賑わせている。これら雇用リストラはどう計画・実行されているのか、また関係社員はどう受け止めているのだろうか。雇用リストラの社会ルールとはどうあるべきなのだろうか。本書は、雇用リストラの実情と問題を分析するとともに、新たなルール作りを提唱する。

目次

第1章 「雇用は守る」は約束たりうるか
第2章 アメリカの解雇自由神話
第3章 雇用にかかわるリストラ策には何があるか
第4章 給与関係のリストラ策には何があるか
第5章 雇用リストラ手段としての希望退職募集
第6章 経営者と労働組合
第7章 整理解雇の要件
第8章 新たなバランスを求めて

著者等紹介

桜井稔[サクライミノル]
1944年、群馬県生まれ。67年、労働基準監督官として労働省に採用され、同省労働基準局監督課等勤務ののち退職。現在、人事管理コンサルティング企業RKC代表。著書に『退職・解雇の理論と実際』(中央経済社)他
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TiawPai

1
2001年発刊。解雇の法的ルールと事例、希望退職、そして解雇に関する著者の意見を論じています。アメリカの事例について記述があったのですが、かつて米系IT企業で働いていてました。そこでレイオフを間近で経験したのですが、アメリカ人はこの手のことに免疫があると思い込んでいましたが、実際は日本人と同じくらいナイーブだったのには驚きでした。個人的にレイオフも仕方ないと思いますが、割増退職金以上に役員報酬と株式配当に法的ペナルティを課せばと何気なしに思ってしまいました。2018/02/15

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