内容説明
日本各地に活躍の場を求め、ときに海外へも雄飛した近江商人は、わが国のビジネスマンの草分けである。その起源は鎌倉時代にさかのぼり、幕末維新など幾多の激動期をくぐり抜けてきた。総合商社をはじめ、現在もその系譜を引く老舗企業は数多い。彼らの経営手法が持つ普遍性や先見性とは何か。われわれはそこから何を学びうるか。活動の実態や遺言・家訓などから商いの極意を読み解き、ビジネスにおけるモラルを考える。
目次
第1章 日本の老舗、近江商人
第2章 広域志向の経営システム
第3章 幕末動乱期をくぐる
第4章 近代の航跡
第5章 大陸への出店
第6章 相伝の遺言
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
12
日本の近代化成功の秘訣とは、商工立国で原材料輸入→付加価値製造→輸出で、差額の大きさで豊かさを得てきた(33頁)ことは確か。加工貿易。倒産の原因として、経営に不可欠な内外の人の和を欠いていたこと(119頁)。どこかの自営業も対外(住民)との和どころか、排斥したことは大きいのであろう。片輪外れているようなものだが。見通しも持たずにただ眼前の利に気をとられて右往左往し、見切り時を誤るのでは商人の適性はない(187頁)。とりわけ3代目には耳が痛いことではあるまいか。相手の立場を尊重するのが売買の極意(同頁)。2013/11/05
YJ
5
読み応えがっつり。三方よし!2017/01/01
ごん
1
武士と比べて商人について書かれた本は少ないような気がしますが、「近江商人」について書かれた著作です。商人にもいろんな商人があるようで近江商人は江戸期に全国で活躍して富を蓄え、明治期の激動を乗り越え、世界に進出していきます。まさに日本のビジネスマンの先駆け的存在であり、その経営システムや経営指針等について興味深く読みました。特に「三方よし」はいい言葉ですね。 2019/11/02
たつや
0
一時的な儲けよりも相手を考えた商売。ビジネスの基本だな。上司に言ってやりたい言葉だ。2011/06/14
Yasuhiro Miyake
0
自然天性に従って自他共に成り立つような取り引きを心掛ける 三方よし。商取引は当事者のみならず取り引き自体が社会をも利することを求めた2018/01/21
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