中公新書
法然讃歌―生きるための念仏

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 257p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121015266
  • NDC分類 188.62
  • Cコード C1215

内容説明

南無阿弥陀仏―と、一心に唱えるだけでよい。比叡の山で経典を読み抜いた法然の確信である。難行の末に悟りを求めた既成教団に背を向け、易しい念仏による往生を説いた「念仏ひじり」は、きびしい日常にあえいでいた民衆をはじめ、京の貴顕や鎌倉武士たちの信をも集めた。本書は、日本の宗教にまったく新しい次元を導入し、後世に深甚な影響を与えた法然と、彼が切り開いた日本仏教の青春時代を大胆精緻に描き上げるものである。

目次

なぜ法然房か
女人往生
経典は物語る
ひじりの群れ
大仏を焼く
悪人正機
選択本願
一念義
争論を好むもの
小僧替りて死を受く〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらぴい

0
法然は備前の豪族の出身で、出家得度して比叡山に入り、長年修学に励みました。50歳を過ぎて浄土宗を立て有名になり、皇族・貴族にも信奉者が出ました。弟子に親鸞がいます。煩悩を断つには中庸の教えが必要という考えです。2011/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1222206
  • ご注意事項

最近チェックした商品