内容説明
かつて、科学技術も情報処理も未発達だったころ、人々はどのようにして、自分の周囲の事象を受けとめ、その仕組みを理解しようとしたのだろうか。そんな時、最も有効で普及可能だったのは、神話という物語を利用することだった。そこで語られるさまざまな事蹟は、自らと森羅万象とをつなぐ手がかりとなったのである。本書は、「本の中の本」とも呼ばれる聖書に描かれた事柄を、古代人が世界を映した神話として再読する試みである。
目次
第1章 天地創造と楽園喪失
第2章 洪水伝説と文明の発動
第3章 約束の地を求めて
第4章 救世主誕生の神話
第5章 山上の教え
第6章 十字架への道
第7章 ふたたび、天地創造の神話



