中公新書
アメリカ議会図書館―世界最大の情報センター

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121014283
  • NDC分類 016.153
  • Cコード C1222

内容説明

新世界アメリカでフロンティアを開拓した人々は、知識の獲得にも情熱を注いだ。会員制図書館を組織して情報の公共化を図り、独立後の第一回連邦議会開催に際しては国家の中央図書館を目指して議会図書館を創設する。アメリカの成長と共に拡大を続けて世界最大に成長、日本の国会図書館のモデルともなった。政治の波に翻弄されつつ、資料の保存から社会教育に展開する一図書館の歴史を辿り、社会的装置としての図書館の役割を問う。

目次

1 試行錯誤―創設期の混乱
2 南北戦争以後―国立図書館への道
3 繁栄の象徴―本館完成
4 アメリカの夢―図書館の図書館
5 戦中期の文化―図書館の組織改革
6 パックス・アメリカーナ―世界のなかの図書館
7 波瀾の国際政治―全国サービスに向けて
8 国家財政の悪化―図書館のネットワーク
9 電子情報立国―二十一世紀の議会図書館
10 文化の宝庫―議会図書館のコレクション
11 アメリカ文化としての議会図書館

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kuga

1
アメリカ議会図書館の歴史、それに立ち会った人々が書かれてる。ヨーロッパの大図書館と異なる性格をもつこと。代々の館長の功績が素晴らしいと思った。2009/09/20

けいと

0
ありがとう。あなたのお陰でわたしはレポートがちゃんと書けそうです。個性豊かな十三人の歴代館長がそれぞれ読んでて面白かった!ヤング館長とマクリーシュ館長がすきだな。2013/03/20

幸太郎

0
資料用。世界最大の図書館にして、アメリカの知性と歴史のお話。2012/08/24

depo

0
図書館リサイクル本。2019/10/25

だいふく

0
アメリカ議会図書館の沿革を、館長に焦点をあてながら解説していく著作 増え続ける書物に対して、時代の変遷を踏まえて組織としてどのようにアプローチしていくのかを模索し続けて200年が経過した この変遷は、保守的になりがちな組織を如何に活性化し続けるか、我々にも大きな示唆を与えてくれるように思われる 貸出、レファレンスと図書館の活動について言葉だけを知った気になっていましたが、政治家からの信頼関係なども含めて図書館観が広がった 21世紀分も追記したものをいつか読んでみたい2019/04/24

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