中公新書<br> 超円高時代の経済学―戦略的政策から選択的政策へ

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中公新書
超円高時代の経済学―戦略的政策から選択的政策へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012814
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1233

内容説明

日本にとってここ10年の最大の経済問題は円高であり、日本人すべてが為替レートに関心を寄せているが、円高のメカニズムと効果が理解されているとはいえない。円高の原因である経常収支黒字はなぜ減少しないのか。円高はデフレを呼び、産業の空洞化を進めるのか。なぜ円高のメリットを生かせないのか。このような疑問に答えながら、内外価格差を生む規則、競争を抑制する協調等、日本型産業システムに対して発想の転換を求める。

目次

第1章 経常収支黒字とは何か
第2章 円はどこまで上がるのか
第3章 円高はどうにもできないのか
第4章 はたして円高でデフレになるのか
第5章 円高は空洞化を進めるのか
第6章 日本型経営システムの矛盾
第7章 必要な規制緩和
第8章 超円高時代をどのように生きるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

93
もともと大蔵省のお役人だった方が辞められて大学の先生になって書かれた本で円宿る関連の実務的なことまで詳しくわかっている方が書かれたので参考になります。ただ書かれた時期が20年以上も前なのでそこらへんが今の経済の状況とは大きく異なっています。国内企業の状況などもうまく把握しているのですが最近の産業構造などの変化を取り入れたこのような分析が待たれます。2016/04/11

ペールエール

1
産業ごとへの選択と集中。それを円高という必然現象は求めている2011/11/29

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