内容説明
PKO協力を柱とする国際貢献の態様、ヨーロッパ統合における主導権、中・東欧への経済進出など、様々な対外政策が注目される欧州最大の国ドイツは、その対局に難民問題及び定住外国人に対する国民の態度、とりわけその病的な表現であるネオナチ現象という深刻な病巣をかかえている。果たしてドイツはヨーロッパの脅威となるのか。不安定要因をいかに克服して、ドイツはいかなる道を選択するのか―現場体験と取材により検証。
目次
1 民族主義の病理
2 現実路線へ転換
3 「欧州あってのドイツ」
4 東への膨張
5 変質する国際環境
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
中島直人
11
(図書館)ドイツ統一直後の国際政治分析評論。この中で著者は、東西冷戦終結、ドイツ統一を踏まえ、現実世界の変貌の速さを慨嘆しているが、EU拡大、ユーロ、イギリスEU離脱等、その後の四半世紀もまた、予想をはるかに上回るスピードで時代は流れている。2018/07/10
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×4.0…一部情報に関しては今読むと古いものとなってしまっています。(通貨がユーロに統一されたところなど)ですが…名前は知っているけれども意外に知らないドイツという国を思い知らされました。特にそれを痛感させられてしまったのは「ネオナチ」に関しての部分。死語かと思っていたらつい20年ほど前までなんと恐ろしいことをしていたとは…なかなか知ることのできない情報なので愕然としました。それと、ドイツがヨーロッパで一番の国だということも…ドイツという国は本当に知らないことが多いなと思いました。2012/09/24
七樹
1
ネオナチ、歴史修正、東西統一、EUについて知りたかったため購入。発行が95年のため、この本でいう「現在」は少し変わってしまったと思うが、戦後から90年代ドイツを中心とした欧州事情について、国民の体験談や投票結果をもとに、知ることができた。2011/08/09
s122107
0
ネオナチ PKO NATO域外派兵 アデナウアー コール EU ヨーロッパ統一における戦後ドイツの功績について。独仏の協力体制に興味をもった。2014/10/25




