中公新書<br> カーマーカー特許とソフトウェア―数学は特許になるか

中公新書
カーマーカー特許とソフトウェア―数学は特許になるか

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012784
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C1240

内容説明

知的財産権をめぐって学界・実業界が繰り広げる過激なゲーム。

目次

第1章 線形計画法
第2章 カーマーカー特許
第3章 アルゴリズム特許と法律
第4章 KORBXvsOB1
第5章 アルゴリズム特許をめぐる議論
第6章 カーマーカー特許に対する異議申立て
第7章 バランスを求めて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

63
ソフトウェア関連の特許の話です。線形計画法を利用した輸送問題などに画期的な解決法が解明されたということで、これが特許となるのかどうかをめぐっての話です。20年以上も前の出された本ですが当時としては特許となるべく申請を出していたのです。日本でも特許として認められてきたということのようです。私は株取引をしないのでわからないのですが、アリゴリズム取引というのも一種の特許になっているのでしょうか?2015/10/23

takao

1
ふむ2022/04/12

Haginov

1
アルゴリズム特許のこれまでが分かりやすく書いてある。これ昔の本なんだけど、結局今は何か変わったんだろうか?2013/07/18

ataka

1
1995 年出版。数学を特許にしようとしたカーマーカー特許事件のあらましと、何故、数学が特許にならないのかを丁寧に説明している。欧州ではソフトウェア特許が認められない動きが出たが、その根底にある理由も本書の述べる所と同じだろう。残念ながら日本におけるカーマーカー特許については、本書出版時には決着が着いていない。その後の動きは Wikipedia に詳しいので、そちらも参照のこと。本書が出て 17 年。新版を出して欲しいところ。2012/07/11

KTakahashi

0
読みやすいなぁと思っていたら,「工学部ヒラノ教授」シリーズの著者でした。2023/02/26

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