中公新書<br> ロサンゼルス―多民族社会の実験都市

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中公新書
ロサンゼルス―多民族社会の実験都市

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012531
  • NDC分類 302.539
  • Cコード C1225

内容説明

1980年代に加速した中南米、アジアからの移民の大量流入は現代アメリカの国論を分裂させる最大の難問となっている。とりわけ不法移民は白人中間層の不満と憎悪を煽り、カリフォルニアでは住民投票「プロポジション一八七」を成立させた。アメリカの理念と夢は砕け散ったのか。アメリカ都市社会の先行指標的存在である人種のモザイク都市ロサンゼルスを舞台に、徹底した取材でアメリカが直面し、明日の世界が迎える課題を考える。

目次

第1章 見える壁、見えない壁
第2章 マイノリティーのミーイズム化
第3章 移民バッシングとコスト論争
第4章 ロサンゼルス二都物語
第5章 貧困の文化
第6章 どっこいアメリカンドリームは健在

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fritzng4

1
著者は92年のロサンゼルス暴動を日経新聞のロサンゼルス支局長として間近に見た。その衝撃冷めやらぬ95年出版の本とはいえ、つい最近書かれた本だと言われても不思議でないくらい、多民族都市の相貌は変わっていないように思える(今だったら「ハイテク企業」ではなく「IT企業」だろうけど。つい先日ロサンゼルスに行ってきたばかりだが、多民族化は進みますます貧富の差は広がっているようだった。ロス暴動はRiotではなくUprisingという表現が適切とのこと、いわゆる日本語の暴動というニュアンスとは異なる。勉強になった。2019/08/31

chikarakobu

0
ロサンゼルスの不法移民や貧困層の実態をルポを交えつつ解説.2009/03/09

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