内容説明
天才ガリレオにしても計算しえなかった自らの人生の着地点。
目次
序章 近代科学のあけぼの
第1章 青年期までのガリレオ
第2章 ピサ時代
第3章 パドヴァ時代
第4章 フィレンツェ時代
第5章 二つの対話と宗教裁判
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュンジュン
10
研究を続けるため、常にキャリアアップを目指して、有力者の下を渡り歩く姿は逞しい。パイオニアゆえの宿命か。本書は、そんな波乱万丈な生涯を網羅的に紹介してくれる。逆にハイライトというべき望遠鏡での天体観測と宗教裁判は、比較的サラッと通過。そこは他書~伊藤和行「ガリレオ-望遠鏡が発見した宇宙」と同著「ガリレオ裁判」~でカバーできる。2021/02/09
おらひらお
2
1995年初版。地動説の提唱者としてのみ知っていたガリレオの人生を概観したもの。手紙を多く書いていたようでそこから詳細に人生が復元されています。2017/04/23
ニョンブーチョッパー
0
○2007/01/09