中公新書<br> 株主代表訴訟―会社は誰のものか

中公新書
株主代表訴訟―会社は誰のものか

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012449
  • NDC分類 325.243
  • Cコード C1234

内容説明

企業経営において強大なパワーをもつ取締役が、判断の誤りや公私混同等によって会社に損害を与え、会社がその責任を追及しない場合、個々の株主が会社に代わってその権利を行使する―これが株主代表訴訟である。アメリカで、日本で、企業買収、自己株式取得、企業の私物化、貸出し等をめぐっていくつかの訴訟が提起された。本書はその争点、経緯、判決を分析して取締役の権限と責任を問い、日米両国の経営風土の差異を考察する。

目次

第1紹 ロス・ペロー対ゼネラル・モータースの死闘
第2章 ゼネラル・エレクトリックの武器輸出スキャンダル
第3章 危ない自己株式の取得
第4章 企業と政治
第5章 企業の私物化
第6章 乗っ取り屋をめぐる攻防
第7章 金融機関の貸出トラブル
第8章 ビジネス・ジャッジメント・ルール
第9章 展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

88
最近は東芝の件で株主代表訴訟を行うということで若干評判にはなっていますが、最近はあまりないようです。数十年前には結構金融機関に対して訴訟が起こされたこともありました。この本には主にアメリカの事例が多くおさめられていますが、日本の事例も結構あるようです。最近の判決は極端なものはなくなりましたが、まだまだ表面に出ないケースは多いと思われます。2015/11/29

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