内容説明
民間放送開局後十年を経た1960―70年代、テレビコマーシャルは、商品名連呼の時代を脱し、フィルムがひとつの「作品」として完成度を高めていった。なかでも日本天然色映画の杉山登志と電通映画社の松尾真吾とは、その短くも華やかな活躍によって、伝説的な演出家といわれている。本書は、長年企業の広告担当者として大ヒットCMにも携わった著者が、多才な人々が触発しあった熱い時代の息吹を伝えようとするものである。
目次
第1章 杉山登志、「日天」に入る
第2章 初めての国際賞
第3章 松尾真吾と電通映画社
第4章 「イエイエ」売り出す
第5章 CM界のスーパースター
第6章 「日天」の暗雲
第7章 「ダーバン・セ・レレガンス」
第8章 最後の夏
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