中公新書<br> 科学と外交―軍縮、エネルギー、環境

中公新書
科学と外交―軍縮、エネルギー、環境

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121011725
  • NDC分類 319
  • Cコード C1240

内容説明

戦後世界にあって、科学と外交という一見無縁にみえる存在は、核兵器やエネルギー問題を通して深い関連をもっていた。冷戦終結後の今日も「負の後始末」とともに、環境問題が大きく立ちはだかっている。科学技術が国際関係に影響するばかりでなく、国際関係のあり方が科学技術の進む方向を支配する状況は変わっていない。エネルギー産業界20年、外交官生活10年のキャリアをもつ筆者が、体験に即して国際協力のあり方を問う。

目次

序章 大使と外交、昔と今
第1章 「CNN時代」と「巨大科学」
第2章 「東西」から「南北」へ、時代の流れ
第3章 幻想の核戦略論
第4章 国連と核軍縮、軍備管理
第5章 石油時代の到来
第6章 原子力発電の行方
第7章 これからのエネルギー展望
第8章 環境の国際化
第9章 中東の水争い
第10章 放射線の影響とアイソトープ
第11章 軍需産業の民需転換、技術移転
第12章 核時代の終焉と核不拡散
第13章 国の科学技術力
第14章 誰が政策を作り、誰が実施するか
終章 錯綜する次の世代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オランジーナ@

1
古いし読みづらかった。2015/02/23

くどう@mext

0
東西冷戦、各開発、軍縮、環境や放射線等々・に係る国際的な歴史を解説されてた。まあでもちょっと文体からか読みにくいなあ、とは思ったが。2012/09/24

たい

0
著者が関わってきたいくつかの外交上のトピックについて、その分野の基礎知識を、思い出話と私見を交えて記述している。読んでいると、条約の内容が想像以上に場当たり的に決められている気がして(交渉の結果だから仕方のないことだけど)、条文を見るときの印象が変わった。2011/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/263291
  • ご注意事項

最近チェックした商品