内容説明
すべての産業、技術を保持し、開発から量産に至る全過程に展開する「フルセット型産業構造」は、日本の成長の原動力であった。しかし今、鋳造、機械製作など基盤的技術の崩壊によってこの構造は解体に向かっている。日本産業再活性化の道をどこに求めるか。現在までの発展を支えた中小企業の分析を基に、技術の集積構造の現状と未来を探り、東京圏と地方圏、近隣諸国とくに中国との機能の持ち合いによるアジア・ネットワークを提唱する。
目次
第1章 基盤的技術の中国への展開―90年代の新たな潮流
第2章 フルセット型産業構造の解体―東アジア三極構造の形成
第3章 日本産業の支持基盤―「公共財」としての大田区工業集積の現在
第4章 東アジアの技術基盤
第5章 中国―東アジア最大の工業拠点形成の予感
第6章 東アジア新時代のなかの日本産業
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- 和書
- 大都会隠居術 光文社文庫



