内容説明
心の危機とは何か。それは、ストレスの蓄積が極度の落ちこみを生み、問題解決能力の喪失に至る状態である。挫折するかどうかの「分岐点」がそもそもの危機であった。程度の差こそあれ、誰もが陥りやすい危機的状況に対しては、世界中でさまざまな対処法が考えられてきたが、日本ではともすれば、西洋の精神医学にその方法論が求めすぎてきた。本書は、心の緊張緩和の方法を、民族文化療法として、新たに定着させる試みである。
目次
危機をくぐった人々
心の危機とは何か
危機の構造(ストレス;落ちこみ;自殺念慮)
緊張緩和と文化―日本文化再考
民族文化療法(ethnotherapy)の探究




