内容説明
1968年に東アフリカのウガンダ工科大学へ陶器の指導で赴任した著者は、同僚から「アフリカは中毒するよ」と言われた。その言葉通り、当時まだ日常広く使われていた土器に魅せられ、その後、中央部から西海岸へと調査を拡げ、土器の成形技法に多くのヴァラエティのあることを明らかにした。本書は、今や消えつつある伝統工芸の貴重な記録であると同時に、そこで生活する人々の姿を伝え、種々の儀礼を紹介する紀行文でもある。
目次
第1章 ウガンダにて
第2章 カメルーンにて
第3章 トーゴにて
第4章 マリにて
第5章 ガーナにて