感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
in medio tutissimus ibis.
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李白の詩とかでなんとなーく華やかな商業都市のイメージを持っていた唐の都長安が、その実軍事的な要素の多い要塞都市であり流通は滞りがちで市場も昼間だけの営業だったと知ってかなり衝撃。それにかなり起伏に富んでいたようで。テレビで見たイメージ図だとかなり平坦だった覚えがあるけど……。どうも宋代以降やほかの都市のイメージが紛れ込んでいた模様。2015/07/24
おっとちゃん
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図面豊富分析少ない 2013/03/07
でんきひつじ
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上古代から近代までの城郭都市について考古学や文献学を駆使して簡単に説明している。史料の関係で濃淡はあるけれどこのページ数で中国史を通して概観できるのはありがたい。特に九章明清期で『支那城郭ノ概要』から城郭の図面を多数引用していて、それが精密で詳細なのが理解を助けてくれる。またP25の「戦車概念図」やP69「県・郷・亭概念図」が本書の内容とはややズレるけどとてもためになる。ただ、城郭都市の説明や図面は充実しているけれど、分析的な記述はあまり多くない。2024/09/04
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