内容説明
本書は、回遊魚と根付き魚との差、といった魚自体の本質的な問題から、土地ごとの漁獲法、各国の漁業政策、国民の食習慣、環境保護と資源開発といった問題まで、多様な視点から魚食文化を再考し、併せて、魚介類をより美味しく楽しむ方法をも提案する。
目次
第1部 世界の魚食民族(世界の道は築地に通じる;日本の寿司屋で世界が儲かる;郷に入れば郷に従う;所変われば魚変わる;食文化東西南北比較論;魚食人種と肉食人種;水産資源研究と管理;国際漁業管理;スポーツフィッシング)
第2部 南欧魚歳時記(春;夏;秋;冬)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
5
スペイン在住の水産業研究者による、魚の蘊蓄や水産業の内訳を綴る、とても面白い一冊。魚はその国や地域によって、種類や名前に細かい違いがあり、その歴史的背景も絡んで、識別は大変複雑だ。現代のように、あらゆる魚が世界中で消費されるようになると、その混乱に拍車がかかっているようだ。魚食民族とそうでない民族の文化や価値観の違いも興味深い。魚は人類にとって、単なる食べ物でも生き物でもなく、それ以上の何かなのだ。そして、産業としての水産業の内幕は、水産資源を巡る各国の駆け引き、スポーツフィッシングの政治力など面白かった2014/01/14
takao
3
ふむ2024/03/02
西澤 隆
0
態度はデカいと言われる僕だけれど基本的には後輩体質。だから頼れる先輩が酒でも飲みながらいろんな話をしてくれるのを、時に頷き時に反発しながら聞いているというのはとても心地よい時間なのだ。そして、そんな雰囲気を感じる魚にかかわる海外で働く公務員のオヤジの「魚を喰らうということ」についてのいろいろな蘊蓄は、先輩の話を楽しむ後輩としての気分を存分に楽しませてくれた。時々政府間交渉に関わる人としての厳しい目は出てくるものの全体的には緩い雰囲気。呑みながらとしらふでは読んだ受け取り方がちょっとかわる本かもしれません。2014/01/26
そうや
0
食文化というか、美味い魚の召し上がり方ばっかりに目が行ってしまいw空腹時は読めないなぁ2011/11/21
かっくうほう
0
味の比較があって、うらやましい2008/09/03
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