中公新書<br> ヴェーバー、トレルチ、マイネッケ―ある知的交流

中公新書
ヴェーバー、トレルチ、マイネッケ―ある知的交流

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784121008961
  • NDC分類 283.4

内容説明

19世紀末から20世紀初頭のドイツは、2度の大戦とナチズムという未曽有の危機の予兆を孕みつつ、知の世界にあっては逸材が輩出し、生気躍動たるものがあった。なかでも社会科学のヴェーバー、宗教=歴史哲学のトレルチ、歴史学のマイネッケは前人未踏の領域を開拓した巨人たちであった。本書は3巨匠の、学問、政治、歴史、倫理などをめぐる峻烈な葛藤と全人的交流を畏敬をこめて綴る評伝であり、現代思想への招待状である。

目次

第1章 3巨匠の生涯(マックス・ヴェーバー;エルンスト・トレルチ;フリードリヒ・マイネッケ)
第2章 フライブルク、ハイデルベルク、ベルリンで
第3章 『プロテスタンティズムの倫理』をめぐって
第4章 歴史主義の真髄
第5章 ドイツと西欧
第6章 政治と倫理のはざま

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

68
社会学者ヴェーバー、宗教学者トレルチ、歴史学者マイネッケの三人の巨匠の足跡をたどるということで著者は自分とこの3人との交流ということでこの本を書かれています。ヴェーバーについては私はいくつかの著書を読んでいますが、トレルチ、マイネッケについてはいまだ読んでいないのでこの本によって当時のドイツの歴史学や宗教学との関連の学問状況が比較的よくわかりました。2015/10/24

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