内容説明
いま諸科学が各々の世界で変貌しようとしている。しかもそれは互いに連動し合っている。ゆらぎをはらんだ現実との対話によって自らもゆらぎを示す科学の実像とは何か。本書は生物学、霊長類学、経済学、数学、哲学の第一線が直面する課題を報告、そのもとに二重らせんとセントラル・ドグマ、部分と全体、ポパーの反証主義、カオスとフラクタル、自己組織性などをめぐって討論し、現代思想の核心に迫ろうとする、知的興奮に満たち試みである。
目次
第1部 報告(変貌する科学;ニュー・サイエンスへのオールド・ストーリー;全体から部分へ;夢と禁欲;数学と科学)
第2部 討論(分子生物学は何処に向かうのか;観察者の位置;社会科学の壁;テオーリア主義を超えて)



