感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とまる
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女神の系譜は、神話だけでなく社会のと女性の足取り。どうしてもキリスト教や仏教のイメージから宗教と女性を切り離して考えがちだが、本来は宗教と女性は密接に関わっていることを常に意識していきたい。古くは女性が信仰対象となり神事を司っていたこと。家父長制の流入は神話の中の女性の立場も変えてきたこと。信仰の対象は「生み出すもの」の象徴としての女性から 神話に登場し役割をあてられた具体的女神に移ったこと。信仰は常に、非日常でなく社会の鏡として機能している。2012/03/09
フリウリ
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母権制時代の女性(豊穣と出産の女神)の表象が、豊富な画像とともに解説されている。母権制から父権制に代わったのは約1500年前。それに先立つ1000年間は母権制から父権制への移行期で、その間に西アジア以西では、アブラハムの宗教により女神中心神話は書き換えられた。人は死を恐れる以前に、生を賛美したのではないか。生の賛美とは出産/再生の賛美。これが母権制が父権制に先行した理由かもしれぬ。動物は出産を賛美しない。父権制の歴史は極めて浅い。バタイユの「エロスの涙」は男性目線の振り返りかも。8/102022/09/08




