感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃん吉
5
萩藩の藩士であった有馬喜惣太が、藩主毛利公が行った領国巡見に随行した際に記した御国廻御行程記から、著者が着想を得て著述された江戸時代の山陽道の案内記です。各宿場が当地にまつわる逸話とともに紹介されています(平家物語にまつわる逸話が多めです。)。山陽道は、古くからの西国の幹線道路であったはずですが、戯作、浮世絵の主題ともなっており、現代でも何かと著述等も多い東海道などと比べると、著述等も少なく、どうしても影が薄いところは否めないところかと思われます。地味でありますが、貴重な一冊かと思われました。 2023/06/09




