中公新書 都市が滅ぼした川 - 多摩川の自然史

加藤辿

中央公論新社（1988/01発売）

• サイズ 新書判／ページ数 207p／高さ 18cm
• 商品コード 9784121003256
• NDC分類 519.4

感想・レビュー

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[rbyawa]

ｄ０１４、多摩川にはほとんど縁がないがそこから分水して作られた玉川上水（ほとんど暗渠ですけどね、地名として身近）の新宿の近くに住んでいて、「蓋の開いた川」をあまり見た覚えがなく、それをほとんど当然のこととして捉えていたものの。調布取水場の汚染は近くの電車の窓の中に油の泡として飛び込むレベルで、と聞いてちょっと鳥肌が立った、１９７３年の発行、対策の酷さ下水処理の杜撰さ、ダム建設もろもろ河川の扱いと本当に酷い内容だった。今はマシになってると思うんだけど、汚染処理場汚染原因説とか、頭抱えるレベルだった。怖いわ！

2013/02/09

[家の中のぱっぽ]

当時の多摩川の事情が克明に記されている。昔の多摩川の状態を知る人は年々少なくなってきているのだろうか。

2025/05/04