出版社内容情報
前著・発想法・で公開したKJ法の実技をさらに発展させ、加えて実例・応用例・図解等を豊富にとりいれた本書は、自己革新のために、会議運営の効率化のために、新製品開発のために、チームワークのために、あるいはカウンセリングにと、その効用は著しいものがある。情報化社会といわれる今日、ソフトウェアのなかのもっともソフトな部分をうけもつKJ法の効力が再確認されている。・発想法・との併読をとくにおすすめしたい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたま
36
前著『発想法-創造性開発のために』の初版が出たのが1966年、この『続・発想法-KJ法の展開と応用』が出たのが1970年。前著が「発想法=KJ法」の基礎・理論編だとすれば、この続編はKJ法について、発表後数年でさらに深化・進化した点、拡張されてきた点、また応用について詳しく述べている。前著が基礎・理論編として中核となる考え方を中心に書いていたが、今回は具体的な手法と応用を中心にしている。そこで、両者をバランスよく読むことによってよりKJ法を身につけていけるし、その場その場に応用していけるように思う。2023/09/08
魚京童!
17
なんだろうなー。2016/08/05
Tadashi_N
17
訓練次第で、いろんなことに応用できる。2015/12/16
たこ焼き
14
うちなる秩序と外れたものに出会った時に当惑が訪れる。目指すべき目標を見つけることが難しいのであって、それを達成する手段はその困難さよりも簡単である。ブレストはみんなに発言させ、2回ほど回すと他の人のアイディアをもとに新しいアイディアが生まれやすい。意見をソフトで簡潔に表現する。何をしたらいいのかを整理する場合は時系列でまとめる。情念から理性が生まれ、理性からは情念はうまれない。理性は情念を整理具現化するものであり、行動ルーツではない。(正しい情念を持って、正しく整理すれば良いのである。)2020/11/23
KAZOO
12
どちらかというと続編のほうは、さらに進化していてその応用についてが語られています。A型図解化とB型文章化という方法を発展させて説明してくれます。かなり面白いとは思うのですが、その準備段階まで時間がかかりそうな感じがします。2014/05/04