中公新書<br> 日露戦争

中公新書
日露戦争

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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121001108
  • NDC分類 210.67

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

121
むかしの新書というのはかなり内容が濃くて、しかも若手の学者が渾身をこめて書いていた見本のような本です。私は出版当時(1966年)に読んでいたのですが、最近日露戦争物の本をいくらか読んでいたので読み直しました。この本は日露戦争の遠因から始まり、最後は日中戦争の前まで書かれているのはとても今の新書では1冊では無理な感じです。2016/06/02

mitei

33
大学時代に読んだ本。日露戦争がどのように始まってどのように終わったのかが1966年の本だけど色褪せず詳しく書かれている一冊。2011/11/20

nobody

15
一般の学者は「満州を失えば朝鮮を失う」「満州支配が朝鮮支配にとって必要」なのは自明の理として説明しない、できないから池上彰の需要がある。中立地帯を設ければ足りるだろう。門戸開放とは何か、清はなぜズブズブなのか、特殊利益とは何か、こうした部分の詳解、掘り下げをこそ新書に求めているのに定見のない筆者にはない袖振れぬから百科事典のコンパクトさにも劣る冗漫な代物と成り果てる。外交交渉はヘリクツのかまし合いで、朝鮮くれれば満州要らんていやそんなはずなかろうことが罷り通り、案の定戦後日本は豹変して満州を獲りにかかる。2019/10/02

Hachi_bee

3
いかにして日露は開戦に至ったか、そしてどう講和し、どのように大東亜戦争につながったかがよく書かれている。1966年の出版以来重版を重ねていることも納得できます。2009/08/26

おらひらお

2
1966年初版。中公新書の馬賊→関東軍→満州事変をへて、ここにいたる。戦闘の話と交渉の話のボリュームをうまく分けているのがいい。2010/11/20

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