感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぎんりん
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東海道新幹線開業の半年前に発行された本。開業への目途がついた段階で、ここまでの経緯を備忘録的に記載しつつ、今後乗車するであろう市民に技術や仕組みを紹介する、という位置づけだろうか…当時は未知の高速度ゆえ、怖がる世論も多かったと聞いたことがあるし…安全を訴える必要もあったのかな。 本格始動から十年弱で、あれだけの巨大プロジェクトを成し遂げる「高度成長期の勢い」や「国鉄ゆえに国策として行政一体で進められる」という、現代との時代的差異を感じ、興味深い。リニア開発中の今だから、余計に面白く思えたのかも(図書館本)2018/02/18
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