出版社内容情報
《呪詛》とは、太陽神の怒りを買った者がその身に宿す罰である。
奇跡の御子様と呼ばれた《呪詛なし》の壮耶と、相棒のヒカルが訪れた施設。
ここには『視覚』『聴覚』『味覚』『四肢機能』『意思疎通』を喪失する《呪詛》を持った者たちがいた。
翌日、目覚めると、壮耶は視覚を失ってしまう。呪いを受けたのだ。
「これは何かの罰なのか?」
時間ごとに移り変わる《呪詛》と、異様な状況下で殺される人間たち。
太陽神の加護が失われたとき、明らかになるモノとは――。
【目次】
内容説明
人に裁きと罰を与えうるのは唯一、神のみである。太陽神の創りたもうた照和百年の日本。神から《呪詛》を受け、救いを待つ者たちが次々と殺される。きまぐれのように移り変わる呪いと、連続殺人の真相は―。
著者等紹介
市川憂人[イチカワユウト]
1976年、神奈川県生まれ。東京大学卒。2016年『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
165
タイトルに魅かれて、何気なく読みました。市川 憂人、初読です。本書は、太陽神呪詛ファンタジー、残念ながら私には呪いはかかりませんでした。 https://www.chuko.co.jp/tanko/2026/08/006050.html 2026/09/17
yukaring
74
斬新な設定とトリッキーな仕掛け、市川さんらしさ炸裂の特殊設定ミステリ。太陽神の怒りを買い、その身に罰として呪詛を受けた人々が暮らす日本。呪詛を持つ人、持たない人で大きな格差のある世界。便利屋の壮耶と相棒のヒカルは仕事である施設へ届け物に行くが、そこにいたのは視覚、聴覚、味覚、四肢機能を喪失した〈呪詛持ち〉の人々。そして翌朝、管理者は行方不明でなぜか各人の持つ呪詛が入れ替わっていた。クローズサークルで巡る呪詛と異様な連続殺人。太陽神への信仰の本当の意味とは…。ラストに明かされる真相に目を見張る衝撃の1冊。2026/10/13
さっちゃん
53
太陽神の怒りにより視覚や聴覚など身体機能を奪われる《呪詛》が存在する世界。便利屋の壮耶と相棒のヒカルがある施設を訪れると殺人事件が発生。刻々と変化する呪詛の中、二人は事件の謎に挑むが…。/『視覚』『聴覚』『味覚』『四肢機能』などを喪失する《呪詛》がある世界でのクロサー特殊設定ミステリ。呪詛の入れ替わりがややこしいと思ったけれど、さすがのリーダビリティでサクサク一気読み。細かな伏線もバッチリ回収。何よりラストに大きな驚きがあり(犯人どうでもよくなったほど)読後感も良い。ドキハラたっぷりで面白かった!2026/10/06
オーウェン
50
呪詛が存在する世界で起こるミステリ。 壮耶と相棒のヒカルは便利屋として旅をしていたが、訪れた施設で寝泊まりをすると呪詛の呪いが壮耶に降りかかる。 呪詛には視覚や聴覚の消失などに加えて、四肢の自由を失われるなどの呪いも。 これが半日ごとに起こり、その中で起きる連続殺人。 呪詛によって制約がありながらも、殺人が繰り返される是非。 その都度犯人の条件が変わってくるのが面白く、誰が犯人かを推理しながら楽しく見れる。 そして終盤明かされるある事実。 これが冒頭から始まっていたのかと驚かされた。2026/10/20
koma-inu
40
太陽神の呪いによって人々が身体機能の一部を失った世界。クローズドサークル内で、ある一定時間でその身体機能がシャッフルされ、その中で殺人が起きる、なんとも楽しい設定!この特殊設定を活かしてるのは間違い無いのですが、いかんせん怪しい呪いが多いので、絞り込めない🧐謎に謎を埋め込まれたような感じです。真相はなかなか複雑ですが、それよりもあるまさかの真相に、ビックリ。そうだったのかー、伏線はあったのだろうか🙀全体的にSFの世界観も見事に合わさった作品。こまめに図解あれば良かったかも。2026/10/17




