美味しい香港の湯気は消えない

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美味しい香港の湯気は消えない

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784120060335
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0098

出版社内容情報

\\発売後、香港誠品書店「生活類ベストセラー」ベスト3に半年以上継続ランクイン!// 
\\香港で異例のロングセラー! おすすめ店情報満載//

パリパリの丸鶏揚げ、街角の車仔麺…
香港の人気グルメ雑誌「飲食男女」で長年編集者を務めた
飲食コラムニスト渾身の香港食文化エッセイ。

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
「阿七」役 兼作家 喬靖夫さん絶賛
「これぞ香港食文化の“魂”。香港がなぜ唯一無二の美食の都か、本書が導く旅で、噛みしめられる」

朝食にサテービーフ麺が出る謎、
香港産の醤油・湯葉の行方、
叉焼はなぜ甘くなった――? 

飲食文化や歴史は、ともするとあっという間に失われてしまうから、
究極の職人技から家庭の味まで
生い立ちと未来をとじこめた〝味な記録〟。


【目次】

内容説明

朝食にサテービーフ麺が出る謎、香港産の醤油・湯葉の行方、叉焼はなぜ甘くなった―?飲食文化や歴史は、ともするとあっという間に失われてしまうから、究極の職人技から家庭の味まで生い立ちと未来をとじこめた”味な記録”。

目次

味の一 地元の味(柔らかくて甘いのが良い叉焼なのか?;なぜ香港の朝食にサテービーフ麺があるのか? ほか)
味の二 日常の味(潮州打冷のオレンジ色のイカを私たちが警戒せずに食べるのはなぜか?;お母さんの大根もちが一番美味しい―作る過程が見えることの重要性 ほか)
味の三 外来の味(外国から来た友人に何を食べさせよう?;イギリス殖民地時代を懐かしく思うのに、イギリス料理は恋しくないのはなぜ? ほか)
味の四 伝統の味(広東料理文化をいかに保存すべきか?;焼鵝を正しく味わう五つの順番 ほか)

著者等紹介

呂嘉俊[ロイガージョン]
香港の飲食文化について執筆する作家。飲食情報雑誌『飲食男女』で長年、執行編集(日本の雑誌編集部におけるデスクに相当)を務め、2018年よりフリーのコラムニストとして香港の各メディアに記事を執筆。2020年、独立出版社「字字研究所」を設立し、香港の飲食文化を中心に、映画、アートなどをテーマとする書籍を刊行。2022年には灣仔の富徳樓に同名の書店をオープンし、飲食文化、社会、文学などに関する書籍を扱った(2025年8月閉店)。飲食という行為を、歴史、地理、経済、政治などの角度から分析しようと試みている

三浦裕子[ミウラユウコ]
仙台生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社にて雑誌編集、国際版権業務に従事した後、2018年より台湾・香港の本を日本に紹介するユニット「太台本屋 tai‐tai books」に参加。文芸翻訳、記事執筆、版権コーディネートなどを行う。楊双子『台湾漫遊鉄道のふたり』で第10回日本翻訳大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ori

16
香港にはこんな美味しいものがありますよという単純な食べ物紹介本ではない。どちらかというと失われた、失われつつある古き良き食べ物と食文化についてのノスタルジーが満載で、この本が何故香港でロングセラーなのかもまさにそこが香港人に訴求するのだと思う。失われつつある理由については様々あるけれども、日本と一番違う点は香港人が合理的すぎるってとこもあるように思う。そして庶民食の職人を下に見る差別的な感覚。本人ですらそんな感覚でいるので、割に合わないと無理して子供に継がせたりもない感じ。それも香港だなと思う。2026/07/10

noko

4
香港の食文化のコラム。読むと、香港の定番料理の歴史や人気な訳、作り方がわかる。柔らかい叉焼より噛むと味が出てくる叉焼が好みなら、元朗の添記。サテー牛肉麺は潮州人達が東南アジアに出稼ぎに出かけた事で香港に伝わった料理。エッグタルトにはパイ生地派とクッキー生地派がある。元祖英国式に近いのはクッキーの方。でも私はパイ派、新華茶ちゃーん廳が美味。香港は昔湯葉が名産品だったが、中国本土に移転。でも毒湯葉流通報道があった。香港屋台はどんどん数が減っている。今の香港マンションには完全なキッチンはない。またいつか行こう。2026/10/11

natsumi

3
香港の食文化の魅力やさまざまな現代的事情を、己の歴史を知ろうとする好奇心と、ときに厳しい目線で。次また香港に行ったら、試したい味がたくさん(蛇以外)。そもそも広東料理とは?というレベルの自分でも、なるほどなーとなる面白さでした。それはたぶん、便利さ手軽さ効率を得た一方で失ってきたものを、同じように自国の文化で知っているから。厳しさの背景には、大事な食の思い出へのノスタルジーがある。2026/08/09

Scotts

1
香港の食文化の歴史と現状がキレイな写真と共に解説されています。美食で名高い香港ですが、現実には製造に時間がかかる調味料・食材や手間のかかる料理など本物の多くが失われているようで残念です。そんな中でも伝統を守る店が紹介されています。香港を訪れる機会があれば是非いきたい店が何軒も載っていますが、それまで残っていて欲しいものです。2026/09/30

Olga

1
紹介される料理の数々、今はもうないものが多い? 邦題の「湯気は消えない」はそういうことなの? 肉が多めで、食べたいようなものはあまりなかったけれど、読みものとして楽しめた。2026/08/29

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