きょうの枕草子

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり

きょうの枕草子

  • 提携先に54冊在庫がございます。(2026年03月18日 17時25分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120059957
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

随筆って、心が実在することを残す文学だと思うんです――。

秋田魁新報「ハラカラ」連載企画が遂に単行本化!
詩人・最果タヒが、選り抜き訳し下ろした、あたらしい『枕草子』。
矢野恵司氏のイラスト22点を掲載!
-----------

 春はあけぼの。
 だんだん白くなっていく、空の山に触れているところが、すこし明るくなるころ、紫に染まった雲がほそく、左右に流れているから。

 夏は夜。
 月があれば当然だけれど、いない闇夜も蛍がたくさん飛んでいたり、たくさんでなくてもひとつ、ふたつ、って感じで、ほのかに光って飛んでいるから好き。
 雨とか降るのも、結構好きだよ。

 秋は夕暮れ。
 夕日がぐっと、山のぎりぎりのところまで来て、からすが寝床へと帰っていくところ。みっつよっつ、ふたつ、みっつ、みたいにして急いで飛んでいくのがいいなぁ。さらに言うと雁が列を作って飛んでいるのが小さく見えるのとか、すごく好き。
 日が完全に沈んで、そうして風の音がする、虫の声がする、もう、これはどうにも言葉にできないなぁ。

 冬は早朝。
 雪が積もっている日の朝は、もちろん、言わなくてもわかるよね、霜がとても白いのとかもいいね。でもそういうのがなくても、ものすごく寒い日に火を急いで起こして、炭火をあちこちに持って運ぶのもすごく冬の朝って感じする。ただ昼になって、ぬるくなってゆるんでいくと、火鉢の火も気づいたら白い灰まみれで、それはほんとやだな。

(本文 一の段より)


【目次】

内容説明

『枕草子』現代語訳に加え、清少納言の心に触れる書き下ろしエッセイ三編を収録。

目次


清少納言さん、こんにちは。




一〇
二八
二九
三〇・三七
四〇
四一
四二・四三
四四・六三
六六
六七
七〇
七一
七二
七三〔ほか〕

著者等紹介

最果タヒ[サイハテタヒ]
1986年生まれ。詩人。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。06年に現代詩手帖賞、07年に第一詩集『グッドモーニング』で中原中也賞、15年に詩集『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞、24年に『恋と誤解された夕焼け』で萩原朔太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rising934

2
最果タヒさんの翻訳した枕草子。定番の「春はあけぼの」から始まり、その他の好きなもの、嫌いなものの段(章)や、宮中で起きた出来事の語りが描かれる。途中で最果タヒさんのエッセイや、版画調のイラストが差し込まれており好きなところから読み進めることができる。「月は、有明の月」や「星は、すばる」など清少納言の感受性には感嘆するが、あとがきにある、最果タヒさんが悲しい出来事を聞いても他人に話さなくなった理由と、清少納言の性格の親和性のお話ともリンクしておもしろかった。2026/03/07

サキ

0
一つ目のエッセイと挿絵でハッとさせられ、ズキュンと。タヒさんの訳でも登場人物がまだあゝとわからないからわからない章はわからないのが悔しい。けど自然描写などたまらなくいい。あの草木はこの頃から愛でられてたのかとか。71が特にお気に入り。2026/03/07

茜あゆむ

0
出会えたことがとてもうれしい本。旅行に出かけた岐阜駅の三省堂で手に取った。新しく「枕草子」と出会い直すことができて、著者にお礼を言いたいくらいに、うれしい。春はあけぼの、という有名な冒頭は、国語の授業で出会ったからか説教くさくて、けれど、最果タヒ氏を通した「春はあけぼの」はその情景を美しいと思って書いた清少納言の姿までがそこにあって、その言葉遣い(息遣いにも感じる)に引き込まれて、気付けば、枕草子の世界に私もいる。2026/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23142592
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品