出版社内容情報
雪おんな、耳なし芳一、ろくろ首――
小泉八雲=ラフカディオ・ハーンが、日本の古典文学を渉猟し、民間伝承を採集して明治の世に蘇らせた怪異譚の数々。
『怪談』『骨董』などの著作から、オカルト漫画の第一人者つのだじろうが必読の十五篇を厳選して贈る、決定版八雲作品集。
【目次】
雪おんな
生霊
死霊
むじな
ろくろ首
幽霊滝の伝説
おしどり
天の川綺譚
茶碗の中
鏡の乙女
虫の研究――蝶・蟻・蛍
耳なし芳一のはなし
生まれかわり
乳房
和解
あとがき
参考文献
【目次】
内容説明
NHK 朝の連続テレビ小説「ばけばけ」で注目の小泉八雲の代表作。八雲と夫人が掘り起こし、心を尽くして生き返らせた古典や伝承の数々を妖しく活写!!
著者等紹介
つのだじろう[ツノダジロウ]
1936年(昭和11)、東京・上野に生まれる。都立青山高校卒業後、55年『新桃太郎』でデビュー。少年・少女誌を舞台に『ルミちゃん教室』(58年)などを連載する。61年『ばら色の海』により第2回講談社児童まんが賞を受賞。この間〈新漫画党〉に所属する。64年『ブラック団』を皮切りに新しいギャグの世界へ進み、『グリグリ』『怪虫カブトン』などを発表。73年には『恐怖新聞』『うしろの百太郎』でオカルトブームを巻きおこし、オカルト漫画の第一人者と称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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