出版社内容情報
出色の評伝、待望の復刊。
情熱、感受性、輝きと失意。その姿と足跡を鮮やかに再現。
作家はいかにして〈物語〉を生きたのか――
「作家の評伝として最高の出来映え」(AP通信)と賞賛された
フィッツジェラルドの決定版伝記を完全復刻。
【目次】
内容説明
作家はいかにして「物語」を生きたのか。出色の評伝、待望の復刊。情熱、感受性、輝きと失意―その姿と足跡を鮮やかに再現。
目次
第一章 家系と幼少期
第二章 セント・ポール・アカデミー時代
第三章 ニューマン・スクール時代
第四章 プリンストン大学時代(1)―ジニヴラとの出会い
第五章 プリンストン大学時代(2)―夢潰えて
第六章 軍隊時代―ゼルダとの出会い
第七章 『楽園のこちら側』出版まで
第八章 渡欧(1)―成功と新婚時代
第九章 『美しく呪われた人々』と『植物』
第十章 渡欧(2)―『偉大なギャツビー』前後
第十一章 渡欧(3)―「エラズリー荘」にて
第十二章 渡欧(4)―ゼルダの悲劇
第十三章 『夜はやさし』(1)―「平和荘」にて
第十四章 『夜はやさし』(2)―その余波
第十五章 “崩壊”の時代
第十六章 ハリウッド時代―シーラとの出会い
第十七章 『ラスト・タイクーン』と死
著者等紹介
ターンブル,アンドルー[ターンブル,アンドルー] [Turnbull,Andrew]
1921年生まれ。米国の伝記作家、エッセイスト。ボルティモアに育ち、30年代に親族の地所に住んだフィッツジェラルドと出会う。プリンストン大学を経て、第二次大戦中は海軍に従軍。マサチューセッツ工科大学、ブラウン大学で文学を教えた。62年発表のScott Fitzgerald(本書)は「小説家の伝記として最高の出来」(AP通信)と賞賛されたほか、64年にはトマス・ウルフの伝記を出版した。70年に48歳で自死
永岡定夫[ナガオカサダオ]
1928年生まれ。アメリカ文学者。東京大学卒。山梨大学教授、帝京大学教授を務めた。2006年没。日本スコット・フィッツジェラルド協会初代会長
坪井清彦[ツボイキヨヒコ]
1930年生まれ。アメリカ文学者。岡山大学卒。岡山大学教授、名誉教授を務めた。2003年没。日本スコット・フィッツジェラルド協会二代目会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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