ジブリの戦後―国民的スタジオの軌跡と想像力

個数:
電子版価格
¥2,310
  • 電子版あり

ジブリの戦後―国民的スタジオの軌跡と想像力

  • 提携先に38冊在庫がございます。(2025年07月31日 00時21分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120059193
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2025年6月に40周年を迎えるスタジオジブリ。
本書は、宮﨑駿・高畑勲両監督をはじめ、鈴木敏夫や宮崎吾朗、米林宏昌等のキーパーソンに目配りしながら、「ジブリ」という一個のスタジオ=運動体のあり方を総体的にまとめる。
また80年代に誕生したこの国民的スタジオが「戦後日本」=日本社会における「大きな物語の完成と解体」を体現することを示し、ジブリと(いう名の)戦後日本の半世紀の検討を通じて、ジブリと私たちの次の半世紀を模索することを目指す。東浩紀推薦。

内容説明

宮崎駿とマルクス主義、高畑勲と民主主義教育、「ポストジブリ」と没個性、『風の谷のナウシカ』の人新世的世界、『ハウルの動く城』の描く戦争。戦後八〇年、ジブリという運動体を通じて日本社会を検討する。

目次

第一章 宮崎駿のアニミズム―『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』に見る「人間以後」の地平
第二章 高畑勲のリアリズム―『おもひでぽろぽろ』から『かぐや姫の物語』へ
第三章 「満洲」からジブリへ―戦後日本アニメーションの歴史的想像力
第四章 メディアミックスとビデオの時代―興行とメディア環境からたどる国民的スタジオ
第五章 『君たちはどう生きるか』と「手」の想像力―宮崎アニメに見る「模型」の系譜
第六章 プラットフォーム化する「ジブリ」―デジタルミームと「ジブリ的なもの」のゆくえ
第七章 「ポスト宮崎・高畑」の可能性―『コクリコ坂から』と『思い出のマーニー』が示すもの
終章 『ハウルの動く城』と二一世紀の「戦後」

著者等紹介

渡邉大輔[ワタナベダイスケ]
1982年生まれ。批評家・映画史研究者。跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科准教授。専門は日本映画史・映像文化論・メディア論。映画評論、映画メディア論を中心に、文芸評論、ミステリ評論などの分野で活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keisuke

4
図書館。2025/06/26

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/a0efe3ec-0534-4a7e-a254-6dac01156f49 2025/06/26

ひろ

1
正直面白くなかった。タイトルから期待したジブリと“戦後”については宮崎駿の児童文学に関する言葉とハウルを引いて「第二次世界大戦から今に向かう単線的なものではなく、混線している」と評しているが、正直これは近年の宮崎駿監督作のストーリーラインが破綻しているという以上のことを述べていなくはないか。ただその他の章(特に固有名詞の作家性を帯びない近年のアニメ監督と宮崎・高畑の比較、またディズニーを超えることを目指した満州の夢が東映動画からジブリに受け継がれていること)は面白かった。2025/06/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22613148
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品