日ノ出家のやおよろず

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日ノ出家のやおよろず

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120058875
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

生きるのが下手くそな君だけど、
大丈夫、その頑張りは僕たちが見ているよ。
疲れたときほど心にしみ渡る。
『本のエンドロール』の著者が贈る、これぞ「お粥小説」!


日ノ出楽志は一児の父になったが、家事も仕事も上手くできない不器用な男。
唯一の取り柄はモノを大切にすることで、
人よりもずっと長く使うことができること。
楽志は知らなかった。
彼が名前をつけたモノには、心が宿っていることを。
リストラを受け、リサイクルショップに転職が決まったその時から、
楽志たち家族の人生が前に進み始める――。
読めば今日より明日がきっと楽しくなる、
心温まる感動の物語。

内容説明

日ノ出楽志は一児の父になったが、家事も仕事も上手くこなせない不器用な男。唯一の取り柄はモノに名前をつけて、人よりもずっと長く使うことができること。楽志は知らなかった。彼が大切にしているモノたちには、ココロが宿っていることを。楽志たち家族が壁に直面するときも、モノたちは全力で応援してくれていた―。今日がつらくても、読めば明日がちょっと楽しくなる。心温まるモノガタリ。

著者等紹介

安藤祐介[アンドウユウスケ]
1977年生まれ。福岡県出身。2007年『被取締役新入社員』でTBS・講談社第1回ドラマ原作大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

101
家電版トイ・ストーリーみたいな話。おっちょこちょいな「楽志(たのし)」は一生懸命に仕事するも残念ながらドジ&ミスが目立ってしまいます。そんな彼もリストラにあい、自分の好きな仕事をと思い、モノを大切にするココロは誰にも負けないコトからリサイクルショップで働き始めます。良妻賢母な「灯里」や聡明な一人娘「咲月」と楽しく日々暮らしています。炊飯器をはじめ、家電だけではなく自転車にも魂が宿り、彼らは各々で会話をし励ましあっています。年代ごとに「楽志」はじめ家族の成長はもちろん、家電等の入れ替えもリアルな展開でした。2025/03/23

ウッディ

96
昔からモノを大切にすることを信条にしてきた日ノ出楽志(たのし)は、フリマで妻と知り合い、リサイクルショップの仕事を天職と信じている。炊飯器の「たける」、テレビの「テレ男」など、彼に名前を付けられた日ノ出家の家電たちはココロを持つようになる。ファンタジー要素が強く、子供向け童話的なストーリーではあるが、壊れても修理せずに買い替えをしてしまう自分への戒めのような物語だった。長年使った道具には、愛着もあり、思い出もある。彼らに感謝することで、日々の暮らしは豊かになるような気がします。意外と面白かったです。2025/06/17

chimako

77
図書館の新刊コーナーにて。可愛らしい表紙にひかれて読んでみた。ボリュームがない割に読むのに時間がかかった。主人公日ノ出楽志(ひのでたのし)は2つの事が同時にできなかったり、いろんな事を忘れてしまったりの特性を持つ。物を大切にしたい気持ちは人一倍で家電や時計に名前をつけて大切にしている。思い込んだら一途で空気を読むのが苦手。一人娘の咲月(さつき)は小学校高学年の3年間、その父親の行動で苛められることになる。良いお話なんだけどしつこくてまどろっこしい。「」と〈〉の使い方も分かりづらい。2025/04/13

itica

71
心あたたまるファンタジー。ゆる~く構えて読みたい。日の出家の主はモノを大切にするのが信条。モノを丁寧に扱うせいで耐用年数は軒並み平均を超えてくる。そしてある秘密も…。炊飯器なんて健気すぎて最高だよ!私も普段使っているモノたちに感謝を込めて「いつもありがとう」と心の中で伝えた。恥ずかしくて、ちと声に出しては言えないなあ。 2025/05/05

Ikutan

53
不器用で仕事も家事も失敗続きの日ノ出楽志の長所は、モノを大切にするところ。楽志はモノに名前を着けて、日々手入れを怠らない。名前を着けられた日ノ出家のモノたちには、ココロが宿り、彼らの暮らしを見守る。リサイクルショップに転職した楽志は、モノを大切にする心を広めようと暴走気味。何事も押しつけはいけません。炊飯器のタケルをはじめ、日ノ出家のモノたちは、そんな彼らを助けようと日々奮闘。普段使っているモノに対しての意識が少し変わったかな。個性豊かなモノたちと猫のカギトラに、心温まるなかなか愉快な一冊でした。2025/07/25

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