ラスト1行でわかる名作300選

個数:
電子版価格
¥2,750
  • 電子版あり

ラスト1行でわかる名作300選

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2025年06月25日 03時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784120058813
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

出版社内容情報

有名な書き出しは数々あれど、さてラストは?
古今東西の名作300冊を斬新な視点で読み解く、楽しくてタメになる丸わかり文学案内。

漱石の『吾輩は猫である』や、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の驚愕のラストとは? 
時代を越えて愛されながら、意外と知られていない名作のエンディング。世界の文学300冊をお尻の一文から解説しつつ、文豪たちのセンスや生き方を鋭く批評する。
斎藤美奈子流・切れ味抜群のブックガイド!
さて、以下はなんの作品のラスト一行でしょう?

「……ったく、……この、未熟者めが!」
「自由というのは、もはや、不自由の反対語ではないのです。」
「下痢はとうとう止まらず、汽車に乗ってからも続いていた」

『名作うしろ読み』&『吾輩はライ麦畑の青い鳥-名作うしろ読み』を合本し、新たな書き下ろし24本を加えた完全版。

内容説明

この1行が人生の教養になる。死ぬまでに読みたい本が多すぎるから1作1ページで解説。文豪の知性をエンディングに学ぶ!読売新聞人気連載「名作うしろ読み」書き下ろし26篇を増補した決定版!

目次

日本の小説篇(『浮雲』二葉亭四迷;『五重塔』幸田露伴;『たけくらべ』樋口一葉 ほか)
海外の小説篇(『ハムレット』シェイクスピア;『ドン・キホーテ』セルバンテス;『クレーヴの奥方』ラファィエット夫人 ほか)
ノンフィクション篇(『おくのほそ道』松尾芭蕉;『北越雪譜』鈴木牧之;『共産党宣言』マルクス+エンゲルス ほか)

著者等紹介

斎藤美奈子[サイトウミナコ]
1956年新潟県生まれ。児童書等の編集者を経て、94年に文芸評論『妊娠小説』でデビュー。以後、各紙誌で文芸評論や書評を執筆。2002年『文章読本さん江』で、第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

108
流石に斎藤さん、面白いことを考えるなあ。各ページ毎に、最後の一行、著者・作品名、あらすじ・解説が収録される。オシリの一行だけから題名を推理しながら読むが、殆んど正解できない。冒頭文ならもっと正答率は上がるのに…。上流社会を描く「細雪」の最後が「下痢はとうとうその日も止まらず、汽車に乗ってからもまだ続いていた。」だったとは…。斎藤さん「やっぱ谷崎変態だわ」。既読本も未読本も、斎藤さんの解説が面白くて十分楽しめる。ユニークな企画だが、あとがきの「「着地がみごと決まって拍手喝采」な作品はむしろ少ない」が結論か。2025/04/05

明るい表通りで🎶

54
古典、日本、世界、ノンフィクションなどなど名作300選のラスト一行を解説する文芸批評家の斎藤美奈子さんの著作。過去自分が読んだ本も、まだ読んでない本も、いろいろ。読んだ本も、ラスト一行の記憶も無いものばかり。改めて知る新鮮さ。また、読み直したくなったり、新たに読みたくなった。歴史に耐えうる名作ばかり。2025/06/07

くさてる

21
明治の「浮雲」から平成の「失楽園」、「ハムレット」から「マディソン郡の橋」、ノンフィクションまで、過去の名作をラストの1行を引用し、解説した一冊。作品のあらすじや概要が読みやすくまとまっていて、ブックガイドとして面白かった。けど、著者によるツッコミというかサゲというか、毒舌的ユーモアを狙ったであろう落ちの一言に古さを感じました。あー、こういうまぜっかえしが鋭いとか面白いとか思ってた時期があったよなー……という感じ。作品紹介自体は良かったんですけど……2025/04/08

ふう

19
抜群の面白さ。斉藤さんならではの鋭い舌鋒を楽しみつつ、読みたい本が次々増えていく。かと思えば読みたかった本が候補から抜けることも。300冊のチョイスがまた絶妙。2025/05/08

skr-shower

2
返却期限勘違い、駆け足で。中高生の頃読んだ文豪作品で面白かったのはあまりないような?「武士の娘」とか読もうと思ってた作品を思いだしました。しかし、ボリュミーであった…2025/05/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22381977
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品