出版社内容情報
【SNS総フォロワー14万人超え】
SNSでいまもっとも注目すべき新進気鋭の絵本作家、待望のデビュー
「わたしが まもってあげる」
森で見つけたひとつの卵。
かえるその日を夢見て、大切に抱きしめた少女。
けれど、危険な道中を越えてたどり着いた家で
家族の温もりに包まれた瞬間、少女は気づきます。
「この卵にもきっと、自分を待つ家族がいる」のだと。
大切な人にこそ伝えたい ある少女の成長を描いた物語絵本。
内容説明
大切な人にこそ伝えたいある少女の成長を描いた物語。SNSでいまもっとも注目すべき新進気鋭の絵本作家、待望のデビュー。
著者等紹介
千広兄弟[チヒロキョウダイ]
1991年生まれ。群馬県出身。ノスタルジックな世界観とこどもたちを主に絵本やイラスト、漫画、アート作品を制作。2024デジタルアートバトル大会【LIMITSリミッツ】では優勝を果たし表現の幅を更に広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
53
放っておけない、自分が守る!その思いは正しいが、本来取るべき行動とは?ふと、身の回りを振り返る主人公。自らの居場所と、そこからもたらされる安心感!この気づきに加えて、2つの示唆。1つ目は、この気づきの過程で、物事を表層(狼の怖い外見)で判断することなく、気づきを基に深層(狼の言葉の意味)を咀嚼したこと。2つ目は、無意識で悪意の無いヒトの思考・行動による生態系への影響。これが、タイトルの”かえる”にも、暗喩されている気がした。なお、絵も温かみ溢れて、”ふかふか”感が心地よい。2025/02/16
やどかり
13
それぞれにふさわしい守ってくれる場所がある。絵が柔らかいタッチで優しさを感じた。2025/01/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
居るべきところに居るからこそ、そこに存在する意味がある。「帰る」「孵る」そして「かえる」。2025/03/11
遠い日
5
命の居場所というものがあるのです。そこに居るべき、ふさわしい場所というものがあるのです。少女が自分の気持ちを改めるとき、命は本来の輝きを取り戻すのでしょう。静かにさとしたオオカミの深いことばが胸に響きました。2025/02/21
ぐりーん
4
深いお話だった。 偶然が重なり、 ワクワクしているだけなのに、 ちょっぴり怖い思いをして… 私も以前、そんな思いをした事を思い出した。 でも、仕方がなく保護する事もあると思うけどなぁ… 親心みたいなものがそんなにいけないのかなぁ… 考えさせられるストーリーでした。2025/01/23
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