夢燈篭―野望の満州

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夢燈篭―野望の満州

  • 伊東 潤【著】
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  • 中央公論新社(2024/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120058677
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

歴史小説の第一人者が描く、明治男の一代記。関東大震災、二二六事件、満州国。激動の時代を背景にした傑作大河小説、第一部、開幕!

内容説明

明治四一年(一九〇八)生まれの、坂田留吉には出生の秘密があった。景勝地・江ノ島の裕福な家で育ちながらも、自らの過酷な運命と彼は向き合う。そして、激動の時代の中、関東大震災や二・二六事件に遭遇し、中原中也や石原莞爾ら、時代の巨人たちと出会い、人間として成長してゆく留吉。だが、坂田家にある日、陸軍士官である長兄の慶一が、満州で行方不明になったとの報せが届く。兄を捜すため、新聞記者として野望渦巻く満州に渡った留吉を待ち受けるものは―。

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

150
伊東 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、満州国の歴史小説かと思いきや、明治末~大正~昭和~平成 大河浪漫歴史エンタティメントの第一部でした。第二部執筆開始、全何部作にになるか判りませんが、全巻完読予定です。 https://www.chuko.co.jp/special/yumetoro/2025/04/11

パトラッシュ

136
義理と慣習と貧困に縛られた戦前の日本では、多くの人が自分で生き方を選択できなかった。実母がそんな人生を強要されたと知り、苦労しても逞しく生きてやると決意した坂田留吉の人生物語は、いかにも伊東潤作品の主人公だ。安心安定など最初から求めず、新天地の満州で成長していくドラマは激動の時代を象徴している。中原中也を知って文学に開眼し、石原莞爾に認められて油田開発に従事し、横井英樹と一緒に事業をするにまでなるのだから。愛した女が死ぬなど困難も相次ぐが決して前進をやめない留吉の情熱に引きずられ、一気に読まされてしまう。2025/02/23

のぶ

69
読みやすくて面白かった。明治から大正昭和と生きた坂田留吉を主人公に、満州国建国の時代を背景にして、目まぐるしく変化する時代を生きた人間の波乱万丈に満ちた物語。満州の実態が描かれているのはもちろんだが、国内の不穏な状況も具体的で、興味深く読んだ。新聞社に勤務した留吉が、何度も満州と日本を行き来して、石原莞爾ら実在の人物との絡みには引き込まれた。本編で描かれているのは、太平洋戦争が開戦されたところまで。まだ続きがあるようなので、この先の留吉の活躍を期待をもって待ちたい。2025/01/26

hirokun

41
★3 伊東潤さんは歴史小説を中心に読んでいるが、今回の作品は帯にもあるように大河小説とでもいうべきものか?今後作品は継続していくのだろうが、一作目はあまり大きな盛り上がりを感じることもなく淡々と語られている印象。二作目以降の盛り上がりを期待!!2025/01/22

rosetta

35
★★✭☆☆割と好きな作家さんなのだがこれは駄目だった。手広く妓楼を営む一家の三代目。2代目のお手付きの遊女から産まれた留吉だが、江の島の屋敷で特に偏見もなく育てられた。成長するに従い、自分らしく可能性を広げる生き方をしたいと願うようになるが…ストーリーといい人物といいすべてが粗雑な紙芝居のように薄っぺらくご都合主義で読んでいてどれもあまりの安直さに萎える。それでも最後まで投げ出さずに読ませるのだから作者の力量は未だになかなかのものだとは思うが、次巻以降を読もうとはまったく思わない2025/03/17

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