出版社内容情報
源氏物語の原文から、68人の人びとが語る100の言葉を厳選し解説。多彩な登場人物や繊細な感情表現に触れ、物語の魅力に迫ります。
内容説明
「源氏物語」全巻を通して、68人の人びとが語る100の言葉を厳選。原文からそのまま抜き出し、わかりやすい現代語訳を添えています。やさしい解説とともに読めば、その言葉の背景や、ストーリーがわかります。魅力的な脇役も取り上げられ、群像劇としての奥行きを味わうことができます。どこからでも、好きなところから読むことができます。最初から通して読むと、自然と「源氏物語」の流れを理解することができます。
目次
第1章 源氏の青春―「桐壺」~「明石」
第2章 六条院のみやび―「澪標」~「藤裏葉」
第3章 栄華の流転―「若菜 上」~「幻」
第4章 宇治の物語―「匂兵部卿」~「夢浮橋」
著者等紹介
松井健児[マツイケンジ]
駒澤大学文学部教授。著書に『源氏物語の生活世界』(紫式部学術賞受賞)ほか。研究誌『源氏研究』1号から10号の編集にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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