出版社内容情報
プロローグ 反攻作戦の地にて
第一章 第二戦線への旅
第二章 全米の雄叫びを上げる鷲たち
第三章 カナダ:南岸へ
第四章 スコットランド回廊
第五章 イングランドのヨーマン
第六章 栄光のドイツ陸軍
第七章 「ポーランド軍の戦場」
第八章 自由フランス
エピローグ 「大西洋の壁」から鉄のカーテンへ
謝辞
原注
参考文献
訳者あとがき
索引
部隊名索引
内容説明
第二次世界大戦の大転換となった史上最大の作戦。名将たちの思惑と作戦立案の経緯、様々な民族の気質を考察し、英米独仏、カナダポーランド軍の各部隊の来歴と奮闘を描く。
目次
プロローグ 反攻作戦の地にて
第1章 第二戦線への旅
第2章 全米の雄叫びを上げる鷲たち
第3章 カナダ:南岸へ
第4章 スコットランド回廊
第5章 イングランドのヨーマン
第6章 栄光のドイツ陸軍
第7章 「ポーランド軍の戦場」
第8章 自由フランス
エピローグ 「大西洋の壁」から鉄のカーテンへ
著者等紹介
キーガン,ジョン[キーガン,ジョン] [Keegan,John]
軍事史家。1934年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業後、サンドハースト王立陸軍士官学校で戦史を教える。1986年退官後『デイリー・テレグラフ』で国防担当記者Defence Correspondentとして活躍。2012年没
並木均[ナミキヒトシ]
1963年、新潟県上越市生まれ。中央大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MUNEKAZ
11
プロローグで述べられる著者の少年時代の思い出。疎開先の西ウェールズの田舎町で出会った大勢のアメリカ軍人たち。彼らは一夜にしていなくなり、運命のDデイにおいてノルマンディへ上陸して行くのだった。魅力的な書きだしで始まるのは、ノルマンディに集った6か国の軍隊の物語。英米軍やドイツ軍のみならず、ポーランド亡命軍や自由フランス軍にも章を割いているのが面白い。祖国をドイツの侵略で失った者たちが、大陸反攻作戦に賭けていた思いや苦悩、主導権争いが端的に描かれている。原著はいささか古いが、一流の軍事史家の視点が光る一冊。2025/04/16
かふん
1
単なる軍事史にとどまらず、多角的な視点から第二次世界大戦におけるノルマンディ上陸作戦の前後を描いた一冊です。特に「限られたリソースで、どれだけのインパクトを達成するか」のところは非常に興味深かかったです。上陸作戦を延期したり、政治的な都合で作戦が変更になったりする描写は、『史上最大の作戦』とセットで読み進めることでさらに面白さが倍増するでしょう。2024/09/10
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