評伝クリスチャン・ラッセン―日本に愛された画家

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評伝クリスチャン・ラッセン―日本に愛された画家

  • 原田 裕規【著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 中央公論新社(2023/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120057243
  • NDC分類 723.53
  • Cコード C0070

出版社内容情報

やっぱり海は友だちだ──。誰よりも海を愛し、海に愛された画家、クリスチャン・リース・ラッセン。90年代、日本で巻き起こった絵画ブームを牽引したラッセンの作品は、当時の日本人にとって「アート」の代名詞として、ピカソやゴッホと並ぶほどに大きな知名度を獲得した。

日本デビューから30年強、その受容のかたちを変えながら、一貫して日本に愛されてきたラッセンはその知名度に反して、彼の本質は意外なほどに知られていない。

「サーファー画家」というイメージの形成、イルカとクジラという題材、絵画とアクアリウムという方法、日本における受容のされ方……。彼の人生の歩みを辿りながら、作家としての本質、そしてラッセンを愛した日本とは何だったのかを解き明かす決定的評伝。

内容説明

その絵に秘められたものの正体とは、いったい何なのだろうか。1990年代の絵画ブームを牽引し、「アート」の代名詞として絶大な人気を誇ったラッセン。関係者にタブー視される一方で、日本美術史の「特異点」ともいえる存在の謎を気鋭のアーティストが解き明かす決定的評伝。

目次

プロローグ―「やっぱり海は友だちだ」
1 「サーファー画家」の誕生(ハワイ―1950~1980年代;日本(前編)―1990~2000年代)
2 ラッセンの文化史(なぜ、イルカなのか?;なぜ、クジラなのか?;絵画―クールベからマリンアートまで;アクアリウム―美術館としての水族館)
3 日本社会とラッセン(日本(中編)―1990年代
日本(後編)―2000~2010年代)
4 生活、戦争、災害(生活と戦争;ラハイナ―2010~2020年代)
エピローグ―日本の自画像としてのラッセン

著者等紹介

原田裕規[ハラダユウキ]
1989年山口県生まれ。アーティスト。とるにたらないにもかかわらず、社会の中で広く認知されている視覚文化をモチーフに作品を制作している。近年は日本ハワイ移民資料館、KAAT神奈川芸術劇場、京都芸術センター、金沢21世紀美術館などで個展を開催。「TERRADA ART AWARD 2023」でファイナリストに選出。作品収蔵先に広島市現代美術館、日本ハワイ移民資料館など。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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かみーゆ

3
なんか最後まで読んでラッセンかわいそうになりました。誕生日3月11日でしたか。震災後にラッセンが三陸行った時の話とか涙なしには読めないね。ドキュメンタリーどっかで見られないかな。それはそれとして、いろんな文脈からラッセンを位置付ける試みはとても面白かったです。イルカだからってフリッパーズギターまで出してくるとはね。こういうのは無理筋を通そうとするのを楽しむのも大事ですから。でも90年代後半に一番人口に膾炙したイルカはMicrosoftのOfficeにいたカイルくんだと思います。2024/07/19

takao

2
ふむ2024/08/10

onepei

2
変節で片付けるのは気の毒か2024/02/25

きりんの姉さん

1
日本(だけ)でラッセンが流行した理由が順を追って語られ、説得力がある。自分にとっては最初からラッセンは「ネタ」的存在だったが、消費し尽くされてTVでも「ネタ」的な人として扱われた経緯は知らなかった。ラッセンにとってイルカは啓示をもたらす崇高な存在、対して日本人にとってはかわいいキャラクターとして消費の対象というズレ。そこにアーティストとして孤独を感じたというくだりが興味深い。 博物画、戦争画との関連も面白い。 ラッセンの絵を見てモヤッとした印象を抱く理由が少し分かった。2024/06/25

バンバンバンクシー

1
少々牽強付会な評も目立つが、ラッセン理解に大きく寄与するだろう一冊。 展示即売会に行って見たくなった。2024/04/29

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