湖池屋の流儀―老舗を再生させたブランディング戦略

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり

湖池屋の流儀―老舗を再生させたブランディング戦略

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月08日 22時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120057236
  • NDC分類 588.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

強みが凝縮された「一品」が会社を変えた──。年間20億円でヒットといわれるスナック市場において40億円の売り上げを叩きだした「湖池屋プライドポテト」。国産じゃがいもをはじめとする素材、安売り競争下での高価格設定、自立式のパッケージデザインなど、あらゆる面で革新的な「プライドポテト」を起爆剤に、次々とヒット商品を生み出す「新生・湖池屋」、その舞台裏では何が起きているか。

商品開発・マーケティングの世界における名うてのヒットメーカー佐藤章が湖池屋社長に就いて最初に取り組んだのは創業者の精神に立ち返り、日本におけるポテトチップスのパイオニアとしての誇りを取り戻すこと。そんな老舗のブランディング戦略はいかに磨かれ、実践されてきたか。デパ地下やコンビニのホットスナックなど、中食市場が拡大していく中で、スナックの進化形をどのように見据えているか。新生・湖池屋の軌跡をたどりながら、独自のマーケット論、経営戦略を説く。

内容説明

安売り市場なんか、一切見るな。安売り競争で苦戦を強いられていた日本におけるポテトチップスの開拓者が、社の威信をかけた「プライドポテト」で起死回生のV字回復。「働いてみたい注目成長企業」1位に選ばれた老舗の付加価値経営とは。

目次

第1章 創業者の精神に学べ
第2章 日本のじゃがいもしか使わない―「湖池屋プライドポテト」開発秘話
第3章 つくるのではなく、醸し出す
第4章 職人技で難題に挑む
第5章 ナンバー2だからこその挑戦
第6章 スナックで日本を元気にしたい

著者等紹介

佐藤章[サトウアキラ]
1959年東京生まれ。82年早稲田大学法学部卒業後、キリンビールに入社。営業職を経て、90年に商品企画部に異動。「ビール職人」「ブラウマイスター」などの企画・開発に携わる。97年にキリンビバレッジ商品企画部に出向。99年に発売された缶コーヒー「FIRE」以降、「生茶」「聞茶」「アミノサプリ」など、手がけた商品の販売数が4年連続1000万ケースを超える大ヒット商品に。その後キリンビール営業本部マーケティング部部長、九州統括本部長、キリンビバレッジ社長などを歴任。2016年フレンテ(現・湖池屋)執行役員兼日清食品ホールディングズ執行役員に転じ、同年9月より湖池屋代表取締役社長。社名やロゴを変更するリブランティングを敢行。新生・湖池屋を象徴する商品である「湖池屋プライドポテト」をはじめ、「PURE POTATOじゃがいも心地」「湖池屋ストロング」など、数々のヒット商品を生み出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

56
はるほどなあ~と思いながら、ページをめくる。机上の人ではないというのを、すぐに感じた。もちろん、ただ動くだけの人でもない。だからこそ、結果が付いてくるのだ。原点、2番手、そこから先にあるものを考える。最後のほうにある、著者を表する言葉に納得。リーダーではなく、キャプテンな人なんだということ。2024/05/31

燃え尽きタコ

32
プロジェクトX的なノリの自伝で、とても面白い読み物だった。 作中に登場した商品で触れたことがあるのは生茶のみだけど、市販のお茶で一番好きな商品だったので他の部分にも貴方がいうなら的な思考になれたのは読みやすくなって助かった。 よく知らん奴の横文字多様はイラっとくるから思想への共感や実績への信頼大事。 読んだら湖池屋のポテト食べてみたいな、スーパーに有るかな?って思えたので本当に良い文章だったんだなって実感。2024/04/15

Y2K☮

30
著者は湖池屋の現社長。元キリンビール。スーパードライに打ちのめされた話は他の人の新書でも読んだ。その教訓が「プライドポテト」の成功に活かされていると感じた。変えてはいけないものと変えるべきものの見極め。個性を均してしまいがちな海外流マーケティングに抗い、日本文化の長所に目を向け、国内市場を開拓せんとする熱意には共感する。ただ一方でドメインとかティッピングポイントとか横文字を多用するのはしっくり来ないし、言葉の端々に昭和的猛烈サラリーマンの匂いが漂う。古き良きワンマン型に近い。今後どうなるかは側近次第かも。2023/12/26

せっちゃんさん

18
ブランディング3冊目。老舗『湖池屋』を再生された著者のリブランド再生記。キリンでヒット商品企画に携わりその手腕を買われヘッドハンティングされ「食で日本を変える」等スケールの大きさと、実績に裏打ちされた知識造形の深さ、開発への熱量を感じる内容。マーケターかくあるべし!と痛感させる1冊。2025/02/17

あじむ

8
ポテトチップスといえばカルビーというイメージしかなく、カルビー製のポテトチップスしか食べていませんでした。しかし、ここ最近は湖池屋製のポテトチップスも食べるようになり、湖池屋も悪くないなと思っていました。 本書を読んで、そういう風に至った理由が判明しました。そして湖池屋が赤字になっていたということも。湖池屋というブランドを見直し、自社の魅力を発信することの大切さがわかりました。これはきっと、どの会社にも当てはまるのだろうなと思いました。また湖池屋のポテトチップスが食べたくなりました。2024/02/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21669599
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品